ホタテのヒモを食べる! 貝ヒモのおいしい食べ方
ホタテのヒモってなに?
ホタテの外套膜をひもと呼びます。外套膜は貝殻を作る部分で、ヌルヌルしています。
スプーンで触れている部分がヒモで、黒い点々はホタテの目です。
ホタテのヒモは生食できる?はい!お刺し身で食べられます!
貝柱が美味しいホタテの刺身ですが、ヒモも刺身で食べられます。
貝の潮の香りは好き嫌いがあるので、炊き込みご飯や珍味系オツマミと合わせてご紹介。
ホタテのヒモを入手!
年末のスーパーにて、ホタテのヒモ250gが400円。
あまり見かけない商材で、エラが付いていなくて立派なヒモ。
解凍とも書かれておらず、とてもキレイな状態。
どんな経路で辿り着いたヒモ?と気になり、お店の人(一番知っていそうな人)に聞いてみました。
「冷凍ではなく生ですか?」→「生です。今朝豊洲で仕入れました。」この回答一つで、期待が一気に高まります。
というのも・・・・ワザワザ豊洲でホタテひもを解凍して販売しないだろうし、12月20日の忘年会シーズン向けに市場で特大のホタテがさばかれてお寿司屋さんに運ばれたりしているので・・・・その貝柱だとすると・・・・。いつもより大きいホタテのヒモである可能性が。
活ホタテを仲卸さんがさばいた後のヒモだと思われ、お値段がホドホドだけど、エラやウロが入っていないので、許容レベルでは??
というわけで、どんな品質か含めて確認してチャレンジしてみる事にしました。
ヒモの洗い方
貝類は生食できる種類や部位があります。
ヒモは、表面の菌類にさえ気を付ければ問題ないので、しっかり洗えば生食も可能という事です。
というわけで水洗い。
さすがに水が冷たいけれど、一本ずつ手のひらで揉み洗い。
↓そして、やはり大きい!
↓厚みもしっかりあってコリコリ感が楽しめそう!
↓一パックから海草の断片らしきものと、砂の塊が出てきました。
砂が体内から出ているという事は、耳吊りの養殖モノではなく、地撒きの天然ホタテかな?と予想してみたり。(ホタテの天然養殖の違いは「こちら」)
とまぁ、一回目は軽くそんな感じで洗います。
密かな楽しみであった真珠は、ボールの底からは見つからず。
二回目はボールの中で再度揉み洗い。
どうしてもぬめりは出ます。塩でもみ洗いしてもいいですね。
最後は真水で洗って終了。
生食 刺身で食べてみたい!
適度なコリコリ感が楽しめるので、適度な大きさに切ります。
↓個体によって
黒い色は・・・こすると消えますが、汚れではないので特に気にしないでも大丈夫です。
適当な大きさに切って、お醤油で。
コリコリ感が楽しめます。
↓ちなみに・・・シャコガイの黒い色も汚れではありません。
↓生きている時はこんな色です。
炊き込みご飯
我が家には、潮の香りが好きな人と、潮の香りが嫌いな人がいます。
よって、炊き込む前にお湯で軽く茹でて中間を狙いました。
炊きあがり。
食感も美味しい!
珍味系
↓味付けは適当ながら醤油とみりんに浸けて1時間。
↓生乾き厳禁なので、水気を指でしごいてから、表面積が広くなるように指でしっかり開いてから、網の上に広げます。
↓一晩ベランダで干したけれど、雨の日でもあり水分が乾かなかったので・・・
↓100度のオーブンで30分乾かしました。
風が当たった奥側は熱がかかり気味で縮んでいます。
そのままは、噛み応えがあっておいしい。
炙っても香ばしくて美味しい。
切ってスープに入れても美味しかったです。
どうやって食べるの?と気になったら、買って食べてみましょう。
なんだか楽しい一日になるハズです。
他の魚のさばき方等は「こちら」から!






















