天然ホタテと養殖ホタテ その見分け方と違いとは??

天然のホタテは・・・

自然の中で生きているホタテと、撒いた小さい貝が大きくなったホタテ(地撒き:栽培漁業)を指します。

養殖のホタテは・・・

地撒きをしたいけれど水深が深すぎる場合等に、イカダから吊るす方法で育つ場所を作り出している場合もあります。ホタテの耳に穴を開けて吊るす耳吊りはお店でもヒモを見つけられる事もあります。「こちら」

牡蠣や他の貝の同様、カゴの中で大きくする場合もあります。これも養殖です。

貝の養殖が一般的な魚の養殖と大きく違う点はエサをあげないこと。

貝は海の中のプランクトンを食べて大きくなるので、住む場所を提供する事で大きく育つのです。

天然ホタテと養殖ホタテの違い

貝殻の違い

天然ホタテは海底でズリズリ生活しているので、貝やフジツボなどの付着生物が自然に取れるので少なめです。

一方で養殖ホタテは吊り下げられているので付着されたあと自分ではとれません。

見た目が悪いので水揚げ後に付着生物を人が取っていることがほとんどですが、ついていた跡が残るので表面に跡が残る傾向があります。

貝柱や身の違い

まず注意したいのが天然は海底をズリズリしていたので砂が入っていることがあるという事。

養殖も貝殻が入っている場合があるので、両方ともさばきながらチェックしましょう。

 

食べる専門の方が一番知りたい貝柱の味の違いは、その道50年以上のプロに聞いたところ、「天然ホタテはよく動いているので貝柱が太めで固め」との事でした。なるほど!

そして、刺身の切り方でも食感が変わります。プロおススメはケーキのように縦に切る!でした。

柔らかいのが好きな方や、大きく見せたい場合は、この切り方も正解!

ホタテはスプーンだけでさばける簡単な魚介類の一つなので、「こちら」でマスターしてみて下さいね!

 

« »



この記事をシェアする
タイトルとURLをコピー