スルメの白い粉の正体は?カビではない事がほとんど。
スルメについている白い粉の成分
カビ?と勘違いする方も多い、スルメの白い粉。
イカの身からしみ出したタウリンやアミノ酸(グルタミン酸、アスパラギン酸、ヒスチジン)等が乾いたものでイカの旨味そのものです。
干し柿の白い粉の成分
渋柿を剥いて干して甘くなる干し柿。
干すことで苦みのタンニンが水に溶けなくなるので苦みより甘みが勝ります。
この白い粉の正体は、糖分で、柿霜(しそう)と呼ばれます。
カビとの見分け方
乾物と干物の違いは常温で保存できるまで水分を抜いているかどうかです「こちら」。
乾物であるスルメは、濡らしたりしない限り腐ったりカビが生える事はありません。
同様に乾物である氷下魚(コマイ)でも白い粉を見ることができますが同様です。
干し柿は干すことで保存食となりますが、乾燥に失敗すると、黒や緑のカビが生えてしまいます。
白いカビはフワフワ、糖分である柿霜は硬いのでカビとの区別は簡単です。
干物にチャレンジ!
塩焼きも美味しいけれど、水分が少し抜けて味が濃縮された干物もおいしい。
というわけで、家庭で簡単に作れるアジの干物の作り方は「こちら」