端午の節句(子どもの日)に飾るのは鯉のぼり?カツオのぼり?
こどもの日(端午の節句)に飾るもの
端午の節句・菖蒲(勝負)の節句と呼ばれる5月5日のこどもの日。
菖蒲湯に入って強い香りで厄を避けたり、男の子が元気に成長するようにと願う習わしがあります。
鎧や兜のように身を守る願掛けの他、5月人形の金太郎のように強さを表すものを飾る風習もあります。
端午の節句に食べるものと、その理由
子どもが元気に成長するように、そして周りの人が無事でいる事も含まれます。
柏の葉っぱで包んだ、かしわ餅はこの時期にお店で見られます。
カシワは冬に葉が落ちず、春に目が出てから葉が落ちる≒家系が絶えないという願掛けがあります。
魚介類も様々食べられていてそれぞれ理由があります。
鯉は、登竜門!
鯉が激しい川を上り、龍になったという言い伝えから登竜門という言葉も生まれています。
力強さや出世するイメージから、各地で鯉の料理を食べる風習が残っていますし、長崎や熊本では鯉の形のお菓子が食べられます。
ちなみに、コイとフナの違いは・・・ヒゲがあるか無いかです!「こちら!」
カツオ・カツオブシ 勝男!
当て字で「勝男武士」とも書くカツオブシは勝負に勝てそうです。
枕崎では鯉のぼりではなく、カツオのぼりが見られます。
イセエビ 甲冑!鎧!
武士の甲冑のようなイセエビの甲羅。
勇ましさと体を守るという意味が込められて食べられます。
このように、どれも気持ちがこもっている事がわかりますね。
番外編??
子供の成長を祈って、何か買いたい。
イセエビは見つけられなかったけれど、もっと高級なセミエビを一緒に食べよう!
殻がイセエビより硬いので、しっかり身を守ってもらえるはず!などなど、子どものために考えて願掛けしてもいいのではないでしょうか??
イセエビのようにチクチクしないので小さい子でもきっと親しめます!
数年後、「あの時、こんな気持ちで一緒に食べたな。」そんなことを思い出せるようなハレの日にしてくださいね。
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