8月第3日曜日は金魚すくいの日 3分間で何匹すくえるかな?
金魚すくいの日
8月第3日曜日に奈良県大和郡山市で「全国金魚すくい選手権大会」が開催されることにちなんで、全国金魚すくい協議連盟が金魚すくいの日と定めました。8月の日曜日が5回ある年は第4日曜日になるそうです。
全国金魚すくい選手権大会
同大会は平成7年から始まり、コロナ渦での中止を除き毎年開催されています。
3分間に何匹の金魚をすくう事ができるかを競い合います。個人戦一般の部、小中学生の部、団体戦(3名)の3部門で熱戦が繰り広げられます。昨年度は約1300人が参戦するという大きな大会となっています。
昨年の全国金魚すくい選手権大会の模様
今年は8月18日に大和郡山市総合公園施設多目的体育館「金魚スクエア」で開催されます。
今年度選手として参加のエントリーは締め切られました。来年挑戦してください。
金魚すくいと言えば縁日の華!当日は大会会場外で縁日ブースが準備されています。
また、大会マスコットキャラクターの「きんとっと」と「デメッキー」のクッキー等も販売されています。
きんとっと・デメッキーのクッキー
きんとっと・デメッキーのノート
金魚のまち大和郡山市
大和郡山市は奈良県の北部に位置し、戦国時代には豊臣秀吉の弟の秀長が治めた事でも知られます。江戸時代中期の享保9年(1724年)甲斐の国から国替えになった柳澤吉里候が金魚養殖を持ち込んだと伝えられています。当地には農業用溜池が多く、明治の頃には柳澤家の奨励もあり旧藩士の副業として金魚の養殖が盛んに行われるようになりました。
現在では年間約4300万尾の金魚が出荷されており、日本一の金魚産地となっております。
きんとっとオブジェやきんとっとポスト、金魚をモチーフとしたマンホール等、市内のあちこちに金魚にちなんだものが見られます。
金魚スクエア前のきんとっとオブジェ
市役所前のきんとっとポスト
金魚のマンホール
金魚サミットin大和郡山
今年は金魚伝来300年と市政70周年を記念する年でもあるので9月22日に金魚サミットin大和郡山が開催されます。
小説家の荒俣宏氏による記念講演と、福地毅彦氏による『海を渡った凄腕の博物画家 伊藤熊太郎』という特別公演が予定されています。
なお、伊藤熊太郎画伯は大日本水産会出版の「日本水産動植物圖集」の作者でもあり、原画で資料協力をしております。
伊藤熊太郎画伯については 「こちら」
いろいろなおさかなの記念日は 「こちら」