水産業って何?

明治~昭和にかけて活躍した博物画家 伊藤熊太郎について

おさかなぬりえ表紙の魚の絵を描いたのは、明治~昭和に活躍した博物画家の伊藤熊太郎。

昭和6-7年に大日本水産会が作成した「日本水産動植物圖集」には、明治から昭和初期にかけて活躍した魚類博物画家「伊藤熊太郎」氏が描いた魚の画が収められています。

写真が無い時代、図鑑は手書きされていました。キラキラした部分は雲母という岩石を砕いて表現したり、氷も少ない時代にどうやって鮮魚の色を記録したのか。現代とは異なる苦労があったはずです。100年前に、ここまで美しく魚の絵が描かれ、さらに現在まで綺麗な状態で残っている事は、先輩方の努力によるもので、戦災等による焼失、紛失せずに現在に継承されてきた原画は、歴史的にも貴重な史料です。

原画自体の保管も重要ですし、せっかくの絵を有効活用するためにデジタル化して、おさかなぬりえの表紙に使用しました。

伊藤熊太郎は、生年~没年を始め生涯は謎に包まれており子孫も不明のようです。図鑑や文献で名前が出た年齢を20歳前後だとすると、昭和6-7年の「日本水産動植物圖集」を書いた年齢は80歳前後と予想されます。

 

 

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