終了 クリオネをすくえ!100名にキット送付 イカの解剖で、地球にイイコトを考えよう!
教育関係者の練習用のプログラムとして100名に送付
児童の前でいきなり実施は大変です。
冷凍イカ2杯と資料を送るので・・・まず家や放課後に水産物で何かしたい!と感じている教育関係の方が試してみてください。大学生でこれから頑張りたい!という方もOKです。そして、自信がついたら児童の前でチャレンジ!
このようなプログラムで重要なのは、①プログラム、②集客、③予算です。まずは①をクリアしましょう。
イカが届いたら・・・
※6月20日~発送開始!届いたらイカだけ冷凍庫に入れて下さい。
冷凍庫で保管してください。
使う前に表面を水でザーッと2-3分洗いながら腕とヒレを広げて水で流し、中はまだ凍っているかな?ぐらいでさばき始めてOKです。中が凍っているぐらいの方が青い血が見れて楽しいです。
数が多い場合は前日夕方ぐらいに冷「蔵」庫でゆっくり解凍しておくと朝にはちょうどいい感じに。
息をかけると表面の氷がスーッと溶けるぐらいがベストです。
児童の前で実施する場合・・・
このページの情報全部を覚える必要はありません。
お、楽しいじゃないか。1時間の授業だからスミで絵を書いてみるまでにしようかな。ぐらいの気持ちでイカがでしょうか?
墨で絵を書いて遊んでいるうちに・・・いつの間にかイカさばきで一番大変な墨袋取りができるようになってしまいます。
一時間ぐらいでさばきながら絵を書く、楽しみメインの「イカスミで遊ぶプログラム」もどうぞ。
包丁がダメでもイカはハサミだけでさばける! 5歳♂にチャレンジさせたら・・。
船で生きたまま凍っている刺身用のイカだから自分の家では包丁で刺身にしたけれど、学校は包丁ダメだから、ハサミでチョキチョキ切って茹でて食べてみよう!とか。
家庭科は生の魚介類ダメだけど、「他校では総合学習として実施しているらしい」と校長先生に直談判しよう!とか。
学年が上がれば、心臓が三つある!など解剖により力を入れてみるとか。
あとは・・・学校等で実施しやすくするための周囲への見せ方も重要です。
「イカを解剖したいんです!」と直球勝負ではなく「SDGsに絡めた環境学習をしたいんです!」等の変化球でイカを解剖するのもおススメです。
みんなでクリオネの絶滅を防ごう! 海洋酸性化を防いで地球を守る!
一人一人がカンタンにできる、持続可能な生活習慣を身近な魚介類で考えたい!
「マイクロプラスチック」と「海洋酸性化」は両方とも重要なSDGs海の豊かさを守ろうのテーマですが、「海洋酸性化」はあまり知られていません。でも、海域全体から生き物が消えるかもしれない、とても大きな問題なのです。
一人一人の行動が、地球温暖化を防げる?!
温暖化による様々な影響の一つが海洋酸性化。
海が酸っぱくなるとクリオネのエサが絶滅して、それしか食べないクリオネも絶滅してしまうかもしれません。
それは・・・悲しい!「クリオネが絶滅する?」もご参考に。
一人一人の行動が地球を変える。 忘れないようにクリオネにも手伝ってもらおう。
誰かが突然地球を変えることはできませんが、一人一人の行動は「今」から変えられます。
こまめに電気を消すのは指一本でできるけれど・・・忘れちゃう?
そんなときは忘れないように、下のクリオネの絵を印刷して切り取って、電気のスイッチ周辺に貼りましょう!「僕たちを助けてね!」「消さないとバッカルコーンで攻撃するぞ!」とか書いてもいいネ!
印刷用データ(教育・学習用はフリーです!)
※本当のクリオネには、目はありませんが、チョット怖いので・・・親しみやすいバージョンも作りました。学校中、家中に貼ってクリオネと一緒に地球をよくしてください!
目口ありの可愛いバージョン「コチラ」、目ありバージョン「コチラ」、目口なし 「コチラ」怖ければ・・・目や口を書いてもOK!
イカバージョンは 「コチラ」から!
ある家庭での例
環境の話は難しく考えないでいいんです。まずは興味を持つのが第一歩。
なんでクリオネが貼ってあるの?という質問があったら、しめたもの!
学校に全部で何匹のクリオネを貼ったよ!などの報告や感想は「ご意見フォーム」へいただけると嬉しいです!
クリオネの仲間のイカを解剖すると、地球温暖化を防げる!?
クリオネは別名「ハダカ カメガイ」で貝の仲間です。
そしてイカも貝の仲間。なのでイカを解剖しながら、電気を消す以外の「クリオネを守る方法」も何となく知ってほしい。
イカは包丁いらず。ハサミ一本でさばけます。
「楽しく学んでおいしく食べよう イカ」の「③イカをさばこう」の動画がさばき方がわかりやすいです。
解剖しながらクリオネとイカの泳ぐ様子が何となく似ている?ということもわかります。
そして、自分でさばいてどこまでが食べられる場所が分かると・・・フードロス、無駄な食べ残しを少なくすることができるのです。
フードロスを減らすと地球温暖化防止になる!
イカの解剖ができるようになると、内臓や腕をポイっと捨てる、モッタイナイ事は減ります。
フードロスを減らすと、食べ物を運ぶ車も減るので地球温暖化を防ぐことにもつながります。
日本のフードロス量は、一年間で600万トン。一人当たり毎日お茶碗1杯分を捨てている計算です。
食べ物20トンが入るコンテナ↓で考えると、年間で30万コンテナ。すごい量です。
「フードロスについて」もどうぞ。
全国の小学校2万校に毎月1コンテナが届いてそれが無駄になっている!という計算になります。
これを運ぶ船や車の燃料、電気なども温暖化を進める原因になりますヨネ。
人が生きるためには車は必要ですが、無駄な事は少しでも減らすために、一人一人の行動が大事なのです。
というわけで、クリオネのためにも、自分たちの将来のためにも、今日から食べ物を残さないように!ということも心がけてくださいね。
これは、給食を残さない事も同じです(気持ち悪くなってもいいから食べろ!ではなく、最初に減らしておくなどで無理なく、ですね)。
アジをさばいて隅々まで食べると、1.5倍のお肉が食べられたり。(丸魚を上手に食べてSDGsは「こちら」から)
地球環境を考えながら・・・イカの解剖をしてみたい!という教育関係者の方々に・・・申し込み方法
「クリオネをすくえ!イカの解剖キット申し込み」からどうぞ!締め切りました。
イカ2杯と資料が届きます。
特におススメは「観察シート(解剖写真のカラーの下敷き」!部位が一発でわかる上に水に強いので一生イカの解剖を楽しめます。
能登里海教育研究所さんと石川県の小木漁協の方々の協力です。
イカの基地から船で取ってすぐ凍らせたイカをお送りするのは6月頭から順次を予定していますが、イカ漁船が働く合間の時間で準備をするので、気長に待ってくださいね。このページで「発送始めました!」などと紹介していきます。
冷凍イカなので、好きな時に体験できるのも食べ物を無駄にしない便利な技術ですよね。
※申し込みのお願い
①解剖終了後にアンケートをお願いします(メールで送ります)。
②必須ではありませんが、実施風景を可能な範囲で送ってください。児童不在で大丈夫ですので、先生方で和気あいあいとしている姿でもOKです。