フードロス削減!食べ残しを無くそう! 知らない魚も食べよう!
フードロス(食品ロス)を無くそう!
2021年の一年間で日本では523万トンの食べ物が捨てられたそうです(農水省調べ)。
食べ物を作る人たちは、安心安全な食べ物が届くように努力して、食べられるけれど色が悪いからダメなどを考えているので、とても多くの食べ物、ヒト、エネルギー、水、土地(海)が使われた後に皆さんの目の前に食べ物が届きます。
エリートでもある目の前の食べ物を捨てることはとてももったいないので、残さず食べてほしいです。
↓40フィートコンテナに20万コンテナ分も!
東京ドーム10杯分、毎月全国すべての小学校にコンテナ届いてしまう量が捨てられている計算になり、信じられない量です。
作った人の労力や、それぞれの食べ物を運ぶ燃料、包まれている袋も考えると・・・もったいなさすぎます。
日本では食べ物全体の1割ぐらい、一人当たり48Kg(毎日お茶碗一杯分ぐらい)の食べ物が捨てられている計算になります。
どうせレストランとかでしょ?と思うなかれ!その半分が家庭からです。
環境への影響も!
食べ物を多く作るために、ジャングルを切り開いて畑を作る場合、魚を余分に獲っている場合もあるため、一人一人が食べ物の無駄をなくすことで、地球環境を守る事になります。
基本はリサイクル等と同じ4Rとその順番を守る事で防ぐ事につながります。
①断る②減らす③再利用④リサイクル
食べないものは頼まない、買わない。期限が切れそうなら加熱して別の料理になどにも大事です。
食べ物を無駄にしないコツ
無理は続かないので自分ができる範囲で。今すぐに始められる事でもあります。
①賞味期限と消費期限の違いを知る
【消費期限】
安心して食べられる期限です。その期限までに食べないと悪くなる場合がある食べ物、牛乳やヨーグルト、卵等に書かれています。早めに食べましょう。
【賞味期限】
おいしく食べられる期限で、長い間保存できる食べ物にも書かれています。期限が切れていても食べる事ができる事がほとんどです。
その期限までに食べられなくても、食べても大丈夫です。
缶詰めは作ったばかりよりも時間がたった方が味がしみておいしいです。
古い方がウマイ?と噂の缶詰は「こちら」
②消費期限が短い食べ物を選ぶ。手前取り
牛乳も、すぐに飲むのであれば、3日後に消費期限が切れる牛乳でも構いませんよね。
一週間分買う時も、無理なく飲みきれる2-3本は3日後に消費期限が切れる牛乳、残りを7日後に消費期限が切れる牛乳にしましょう。
皆が7日後に消費期限が切れる牛乳を選ぶと、3日後の牛乳だけがずっと残って無駄になります。
昔(20年位前)は、7本とも消費期限が長い牛乳を選ぶのが「賢い消費者」と言われていましたが、今は違うのです。
※魚の場合は鮮度がいいものがおススメ。魚の期限は「こちら」からどうぞ!
③残さない、きれいに食べる
魚の骨の周りのお肉を食べていますか?
↑目玉、ほっぺた、脳天の肉など、おいしい部分が残っているゾ!
丸魚を上手に食べると・・・一匹で1.5倍の身を食べることができるアジの例は「こちら」から!
しっかり食べることで、無駄に獲らなくてよくなりますね。
④利用されていない食べ物を食べる
マグロやサーモンなど知っている魚だけでなく、食べたことが無いトビウオ、深海魚等を食べてみましょう。未利用魚と呼ばれる、美味しくても知られていないために安くてお得な魚も多くいます。「こちら」で海の資源の有効利用を考えてほしい!
おススメの・・・モウカザメ(ネズミザメ)のステーキ
知られていないけれどフワフワで安くてウマイ!