フードロス削減!食べ残しを無くそう! 知らない魚も食べよう!
フードロスを無くそう!
フードロス・食品ロスという言葉を聞いたことがありますか?
無駄になっている食べ物のことで、日本では食べ物全体の1割ぐらい、一人当たり48Kg(毎日お茶碗一杯分ぐらい)の食べ物が捨てられている計算になります。
どうせレストランとかでしょ?と思うなかれ!その半分が家庭からです。
一年間に600万トン!
イメージつきにくいので、目で理解するには・・・下のコンテナで考えると20万コンテナ分!
東京ドーム10杯分という信じられない量です。作った人の労力を考えると、とってももったいないし、運ぶ燃料を考えると地球環境にも悪いです。ビニール袋で覆われたりすることを考えると・・・無駄にしすぎで持続可能ではありません。
食べ物を多く作るために、ジャングルを切り開いて畑を作る場合もあります。フードロスがなければ畑を作らなくてもよかったことになります。一人一人が食べ物の無駄をなくすことで、地球環境を守る事になります。
どんなことができるか考えてみましょう。
基本はリサイクル等と同じ4Rとその順番を守る事です。
①断る②減らす③再利用④リサイクル
食べないものは頼まない、買わない。期限が切れそうなら加熱して別の料理になどですよ。
食べ物を無駄にしないコツ
無理は続きません。自分ができる事を少しずつ!でいいのです。
でもそれは、今すぐに始められる事でもあります。
①賞味期限と消費期限の違いを知る
【消費期限】
安心して食べられる期限です。その期限までに食べないと悪くなる場合がある食べ物、牛乳やヨーグルト、卵等に書かれています。早めに食べましょう。
【賞味期限】
おいしく食べられる期限で、長い間保存できる食べ物にも書かれています。期限が切れていても食べる事ができる事がほとんどです。
その期限までに食べられなくても、食べても大丈夫です。
缶詰めは作ったばかりよりも時間がたった方が味がしみておいしいです。
②消費期限が短い食べ物を選ぶ。
牛乳を一日1本飲む家庭で、一週間分の牛乳を7本買う場合。
すぐに飲むのであれば、3日後に消費期限が切れる牛乳でも構いませんよね。
そんな時は、無理なく飲みきれる分の、2-3本は3日後に消費期限が切れる牛乳、残りを7日後に消費期限が切れる牛乳にしましょう。
皆が7日後に消費期限が切れる牛乳を選ぶと、3日後の牛乳だけがずっと残って無駄になります。
昔(20年位前)は、7本とも一番消費期限が長い牛乳を選ぶのが「賢い消費者」と言われていましたが、今は違うのです。
※魚の場合は鮮度がいいものを選んでね!
③残さない、きれいに食べる
魚の骨の周りのお肉を食べていますか?魚の頭にもほっぺたの肉や脳天の肉など、おいしい部分が残っていませんか?
丸魚を上手に食べると・・・一匹で1.5倍の身を食べることができる例は「こちら」から!
④利用されていない食べ物を食べる
マグロやサーモンなど知っている魚だけでなく、食べたことが無いトビウオ、深海魚等を食べてみましょう。未利用魚と呼ばれる、美味しくても知られていないために安くてお得な魚も多くいます。「こちら」から!
おススメの・・・モウカザメ(ネズミザメ)のステーキ
知られていないけれどフワフワで安くてウマイ!