アニサキスアレルギーでも食べていい魚や食べてもいい魚介類とは?

アニサキスアレルギーでも食べていいと考えられる魚とは?

研究が進んでいない分野ですが、アニサキスアレルギーになったとしても、魚は全部食べていけない!というわけではないかもしれません。その理由は?ということを考えていくページです。

アレルギーは体質によって命にも関わり、アナフィラキシーショックを起こす場合もあります。だからと言って念には念を入れすぎて全員が魚介類をすべて食べないように!となると生活の質が下がってしまいます。

体質やアレルギー反応の重篤さ等によって判断しながらですが、現状、アニサキスアレルギーについては何も情報がありません。

そのため、どのように考えていくべきかを示し、諦めず、食べられる魚を安心して選び、美味しい魚を食べて頂きたい!というページです。

 

例えば川魚は・・・海に出ていなければアニサキスが体内にいる可能性は非常に低いです。

ただし、川でも海から戻ってきたシロザケは・・・ダメですね。

貝類は・・・イカはともかく、殻がある貝類は、アニサキスはいないと考えていいでしょう。

 

個人差があるアレルギー。現実的に考える事も大事です。

「アニサキスアレルギーはすべての魚介類を食べないように!」という表現を見ることがあります。

個人差があるため、一番重篤な例の場合を想定していると思われますすが、個人差があるため、全員にそれを求めると、症状が軽い人にとって、「選択の自由」を奪うことになります。

これは、消費者の権利の一つでもあり、表示法では「可能性表示の禁止:入っているかもしれないという表現は、消費者の選択の自由を奪うので法律違反」でもあります。

「畑に魚の粉を巻いて肥料にしているのでその中にアニサキスが含まれていたら・・・」とか、「そばを昼ごはんに食べた人がお弁当を作ったらそのお弁当を食べたソバアレルギーの人は・・・・」などのような考え方を含めて法律でどのように表記することが消費者にとって現実的なメリットになるかという事が法律で決められています。

言葉で伝える場合は表現の自由ですが、不安を煽るのではなく、何がダメなのか、どれならリスクが低いのかを考える事が食の安心と生活の質には重要と考えます。

エビカニアレルギーの人が、アサリなどの二枚貝に注意する事は周知されてきていますが、アニサキスアレルギーについてはその情報がありません。

そのためこのページでは、個人差がある中で、体質と体調をそれぞれが考えて何を食べるか判断するための情報を伝えるために作成しました。

新知見があれば追加していきますので情報がある方は「こちら」から連絡いただけますと幸いです。

 

アニサキスアレルギーとは

症状には個人差がありますが、死んでいるアニサキス、熱を通したアニサキスでもアレルギー反応が出る場合があります。

そば等の食物アレルギーと同様に、個人差があるため、心配しすぎずに通常の生活をしていて大丈夫ですが、人によってアニサキスを体内に取り込んだことで蕁麻疹などの反応が出る場合があります。

なお、「アニサキス食中毒」の痛みはそのうちの生きたアニサキスの分泌物が胃壁とアレルギー反応した場合と言われており、アレルギー反応のひとつである可能性が非常に高いと言われており、個人差があります。くわしくは「こちら」

アニサキスアレルゲンの種類

現在14種類のアニサキスアレルゲンが発見されています。

14種類のアレルゲンには、生きたアニサキスが出すアレルゲン、と死んだアニサキスが関係するアレルゲンがあります。熱に強いタイプ(缶詰等熱がかかっていても壊れず残る)、熱に弱いタイプ(茹でると壊れて残らない)、アニサキスの体にあるアレルゲン(生きていても死んでいても)など様々です。

個人差があるので、アニサキスアレルギー=14種全てのアレルギー、とは限りません。生きたアニサキスのアレルゲンにだけ反応する人、熱に強いタイプだけに反応する人もいる可能性があります。

個人差で反応の有無が様々なので、一概には言えませんが、食べてよさそう、リスクの低そうな部位を考えていきましょう。

アニサキスアレルギーの人でも食べられると考えていい魚

カンペキを求めると何も食べられなくなりますが、アニサキスがいる魚を避けるために、漁法から考えてみましょう。

食品はどれも何かしらのリスクがありますので、ご自分の体調・体質と相談しながらになりますが・・・。

育ち方(漁法)から考える

その魚がどのように育ってきたか、そして部位を考えると、アニサキスアレルギーで魚は全てダメだ!と諦めないですみます。

養殖魚 サーモン、ブリ、カンパチ、タイ、ヒラメ・・・

リスクがとても低く食べて大丈夫と考えられます。有名どころは養殖されていますよ。

理由は「こちら」から。

天然魚 マグロ等大型の魚で背中側

アニサキスは内臓の近くに多いので、①アニサキス食中毒事例が少ない②体が大きい魚の背中側はねらい目です。

魚種によって判断迷います(アニサキスが潜む魚種は?は「こちら」)。どの魚にも可能性はあるため、無理にとは言いませんが、どうしても食べたい!という場合は、部位で考えるとリスクは減ります。

マグロの赤身はまず問題ないですし、アニサキス食中毒が多く発生した際に、刺身用に販売される柵が全てカツオの背中側になったお店があったのは、アニサキスがいる可能性が低い部位を選んで刺身用にしたためです。

個人差があるため難しい問題ではありますが、このような考え方を持ちながら、目の前の魚を考えてください。

 

 

人生の豊かさに食は必要です。現実的に自分がどこまで許容できるか、体調や体質を考えた上で、美味しく安全に魚を食べてください!

 

アニサキスについてもっと知りたい方は、「こちら」から。

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