水産業って何?

サメを守る フカヒレを食べていいか? フィニングとは?

フカヒレは食べていいの?

小学校でたまに質問があるので、安心してもらうためにこのページを作りました!

このページには残酷なことも書かれていますが、途中で読むのをやめずに、最後まで読んでください。そして、あなたがどうしたいか考えてください。

難しい話が多いですが、「こちら」のサメぬりえが伝えたい事です。

プランクトン一匹、魚一匹、サメ一匹、自然界では一つの命の役割は違います。

人は生き物を食べないと生きていけないので、守る種類と、利用する(食べる)種類を考えながら、感謝してしっかり食べる事が大事です。

フカヒレとは?

フカ(サメ)のヒレです。エイヒレはエイのヒレ。サメもエイも軟骨魚類で近い種類なので、コラーゲンたっぷりなのが特徴です。

生のヒレではなくて、サメのヒレを乾かしたものを一般的に「フカヒレ」と呼ぶことが多いです。

それを使った「フカヒレスープ」と言えば高級中華料理の代表ですね。

こんな感じで一匹から8枚ぐらいとれます。20Kgのヨシキリザメがスーパーで売られていたので一匹買ってヒレを取りました。

サメの体で食べられる場所は?

サメの美味しいところはヒレだけではなく身も美味しいです。

上のヒレの持ち主は我が家で半年近くかけて、刺身、はんぺん、フライ、カレー等で食べきりました!

日本で江戸時代から食べられているハンペンは、サメの身を使うからこそフワッフワの食感が楽しめます。

コラーゲンのプルプルがたまりらん!という煮凝りは皮を使っています。

骨からはグルコサミンが取れて関節痛をやわらげたり、肝からは肝油が取れて栄養になります。

このように、クジラと同じで、日本では全身無駄なくできる限り使っているんです。

私がおススメするサメの部位は・・・モウカノホシ。切るだけなので見かけたら絶対チャレンジ!「こちら」からどうぞ!

最初の見た目は心臓でドキっとしますが、食べられなくなって久しい「レバ刺し」に負けていません。

フィニングとは?

残念ながら・・・どんな業界にも悪いことをする人はいます。

陸から離れた海の上では、陸に戻るのは時間もお金(燃料)もかかります。なるべく高い値段で売れる魚で船の倉庫を満杯にして帰りたい!と考えて、効率を考えると、値段が高いヒレだけを持ち帰ろうと考える人もいます。

つまり、「ヒレだけを切り取って、残りは海に戻してしまおう」ということをする人がいます。生きたままドボンと捨ててしまうので泳げずに沈んでいく様子は動画で検索すると見ることができます。食べられるお肉なのにもったいない!と思うか、残酷と思うか、両方か。

捨てたサメも海の中で他の生き物が食べるから無駄にはならないと考える人もいるでしょうが、今は①サメも種類によってはすごく減っている、②どれだけ獲ったかわからなくなる、③海の資源を無駄なくつかうべき、④生きたまま海に落とすのは、かわいそう、等のような考えから問題である!と言われています。

これらの理由から、現在もフィニングを続けている人は少ないのですが、悪いイメージがずっと残っていてフカヒレを食べるのは悪いことだ!と勘違いし続けている人もいるのです。

どうすればいい?

利用する(食べる)種類と、守る(獲らない)種類をしっかり分けて、無駄なく使うことが大事です。無駄にせず全部食べなさい!はお皿の上だけの事ではなく船の上でもそうです。

水産業界・国際社会共にこのようなルール違反は締めだそう、無くそうとしていますが・・・何しろ海は広いので、少しずつ進めている状態です。

日本のルール(沿岸漁業)ルール

いなくなるまで取ってしまったら自分たちの仕事が無くなるので困ってしまいます。

そのため、海外でもしっかりとルールを守っている船が大半です。

日本の場合は、水揚げ(船:海から陸に魚をあげる)する時に「サメは一匹丸ごとの姿で陸にあげなければいけない」というルールがあります。

そのため、産地市場にフカヒレだけが並ぶ事はありません。

ゴロリと一匹丸ごと並んでいますね。こうする事で資源を無駄なく利用するのです。

もちろん、数が少ないサメは獲らない事もルールで決まっています。

というわけで、サメは安心して食べて大丈夫!ということを覚えて、「フカヒレを食べるのはカワイソウ!」と勘違いせずに、日本のサメを食べてください!

フカヒレだけでなく、サメステーキもお刺身もお勧めです!

モウカザメ(ネズミザメ)のステーキ。

 

無駄なくしっかり利用(食べる!)しよう!

世界を見渡すと、ルールを無視して自分だけ儲ければいいやという人もいます。

このようなIUU漁業(詳しくは「こちら」から)は、水産業全体で追い出そう、無くそうと頑張っています。

大人が頑張って工夫をしているので、よい子は楽しく食事をしてくださいね!

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