魚をさばく! モウカノホシ(もうかの星)編 サメの心臓!

モウカノホシ(モウカの星)とは?

モウカザメの心臓(星)です!

ネズミザメはマブカ(真鱶)とも呼ばれ、なまってモウカ(毛鹿)になったと言われます。

サメハツと呼ばれる事も。

もうかの星の食べ方は・・・

切るだけの簡単料理です。

刺身が一番でレバ刺し好きにはたまりませんヨ!

でも、どこを切れば?全部食べられるの??

安心してください。このページで紹介します。

閲覧注意!心臓の画像があります!

心の準備はいいですか?ドキっとするかもしれない(心臓だけに)ので・・・苦手な人は注意!

このように心臓がゴロリと売られているのです。

心臓の仕組み

一個約500g。下の写真で右上の広がっている部分が静脈側で、下の心臓(丸い部分)に血が入り、ここがドクドク動く事で左上の管状の部分から血が出て全身に送られます。

右側から水を入れて手でふさぎ、下を押すと、左の管から水が出ます。

弁があるので逆流はしません。

好みが別れるので写真は載せませんが、内側は筋肉繊維の集まりでしっかり動いていた模様が見えます。

心臓の食べ方

水でザっと流してから右部分と上の管を切ります。左上の管部分はコリコリしていて食感が好きな人にはおススメ(熱を通すとコリコリ感はなくなります)。右側部分は塩コショウで焼いて食べると、モチッとした食感がgood。

残った丸い心臓部分は4分割して血を真水で軽く流した後に、薄くスライスして食べやすいサイズに切ります。この後も血が滴り落ちるので、盛り付けは氷の上に載せると血が氷の下に隠れて見栄えがいいです。鯨の赤身も同じです。他に、黒っぽいお皿で提供すると血が見えにくくなり見栄えいいです。

さぁ、ごま油に塩を入れたタレに、つけて食べてください。

牛のレバ刺し生食禁止について

大規模な食中毒事件が起きたため、牛レバ刺しは2012年7月から生食禁止となり、お店で食べられなくなりました。

その法律ができてから、食べた事が無い世代も増えてきたのではないでしょうか?

ただ、代替レバサシとして、モウカノホシはレバ刺し好きの人は絶対気に入ること間違いなし!

食べた事が無い人も、新たな食感と味に驚くでしょう。

切るだけなので、見かけたらチャレンジしてみてください!

 

サメと言えば・・・フカヒレについて・・・

フカヒレは、ヒレ以外は生きたまま海に落として廃棄しているのでフカヒレを食べるのは残酷!と言われたことがありますが・・・ちょっと待って!な、勘違いです。

「こちら」にフカヒレを食べていいか問題をまとめたのでどうぞ。

まぁ・・・モウカノホシが気になっている人はフカヒレ以外を捨てているということは間違っても勘違いしないので大丈夫だと思いますが・・・・。

 

種類によって、食べるサメと守るサメは分けて考える。そこまでわかってしまうサメぬりえは「こちら」から。

ヨシキリザメ 刺身でも美味しい!サメを食べてみよう!は「こちら」から。

 

他の魚介類の保存方法は「こちら」で。

色々な魚介類のさばくコツは「こちら」で。

家庭での調理は誰も見てません。ラクチンに考えて美味しい魚を食べてくださいね。

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