水産業って何?

海の恵み「魚」を取り続けると減ります。魚をずっと食べていくために、
地球環境を考えている工夫とは?

養殖の種類③ 鯛 天然から養殖までの歴史

天然魚

海で鯛を獲っていました。

獲れないときもあれば、沢山獲れる時もありました。

養殖 初期

育てたら、欲しい時(お正月とか特別な日に!)に準備できるのでは?と、天然の鯛の赤ちゃんに餌をあげて(畜養)大きくしていました。

この頃は大きくなるまでに、大体3-4年かかっていました。

養殖 現在

育ちやすいタイを親にすると、子どもも早く大きくなります。

その繰り返しで成長が早い子どもが増え、さらに色がいい(おいしそうで買いたくなる)、病気に強い親を選んでいくと・・2年もせずに出荷できるようになりました。

今では、天然の鯛の4倍ぐらいが養殖で安定供給されています。

高級感は薄れていますが、誰もが日常的に鯛を楽しめるのは、嬉しい事ですよね。

養殖 これから

なるべく効率よく育つようにエサの混ぜ方を工夫しています(魚の粉をなるべく少なく!)。

ゲノム編集で一匹から獲れる身を多くできるように工夫されています(詳しくは「こちら」)。

栄養が多い鯛が開発されて人間の健康に役立った利する事も期待されています。

まだまだこれからもいろいろな技術が進んでいくハズです。

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