海の恵み「魚」を取り続けると減ります。魚をずっと食べていくために、
地球環境を考えている工夫とは?

生き物が集まる理由の餌は、質も重要。

桜の花から生き物の移動のヒミツを考えてみる。

風や雨で一枚ずつ散る花びらの中に、桜が一輪(いちりん)クルクルと回転しながら落ちてくることがあります。

なぜ花びら一枚ではなく、一輪で落ちてくる?

風が無くても落ちてくる一輪の桜。気になったら上を見てみましょう。

スズメ、ヒヨドリ、メジロ等が桜の木の周りを飛んでいるハズです。

実はスズメやメジロが桜の蜜を飲むために、ちぎった場合に一輪単位で落ちてくるのです。

↓噛み跡がわかりますか??

多くのヒヨドリは、正規ルート(??)で長い口で蜜を吸うので花はちぎれずに受粉され、サクランボができます。

※蜜だけ取って受粉しないのは「盗蜜」と呼ばれ、花にとっては受粉できず迷惑!な行為です。

クマバチもアベリアの花などで盗蜜します。

生きていくには餌が一番!花の蜜は、高カロリー!

自然界では、エネルギーの多い食べ物は珍しく、限られた場所や季節に少ししか存在しません。

花の蜜を一年中食べる事が出来たら、その生き物はとても大きくなりそうですが、量がとても少ないので、そううまくもいきません。

花の蜜を吸って生きているハチドリは、一年中花が咲く熱帯にいますが、それでも色々な場所を飛び回らなくてはならず、体は小さい鳥です。↓アボカドの大きさと比較してね。

ハチドリがいない日本で花の蜜を食べるミツバチは、花がある春から秋まで活動していますが、冬はジッと冬眠して耐えています。

体の大きさと食べるモノの関係

地球上に生きている体が大きな生き物は、花の蜜ほどはカロリーが高くないけれど、一年中存在するモノを食べている傾向があります。

ジンベイザメはプランクトン、ゾウやカバなどは草で、両方ともそれなりに周りにあります。

シロナガスクジラやイワシクジラのようにオキアミやイワシのような小さめだけれども自然界に多い餌を食べる大型のクジラと比べて、シャチなどは少し大型の魚やアザラシを食べるので、大型クジラよりは体が小さめかなとか考えていくと、楽しくなってきます(個人の意見です)。

草を食べるゾウ達と比較して、肉を食べるライオンやチーターなども体は小さめになりますね。

エサが無くなったらどうするの?

時期によってエサが多い場所が変わるので移動をします。餌が多い場所に移動するのが動物の習性です。この季節はココ!寒くなってきたらあそこ!など。

そんなことを考えながら、魚に限らず生き物を見ていくと、海や地球を守りたくなってくるハズです。

それだけでは怒られるので勉強代わりに日本の海流を覚えましょう「こちら」

海流や潮のお陰で日本の海はプランクトンが多く魚も多いのです。

温暖化で全体的に海が暖かくなると北の方に移動してしまう場合もありますが・・・・「こちら」

落ちていた花で花見!

花を折ってはダメですが、落ちていたら、家に持ち帰って水を入れたお皿の上で花見するのはOK!

水に浮かべると、しおれずに翌日までキレイに見ることができますよ。

桜鯛が食べたくなってきた・・・・。

»

この記事をシェアする
タイトルとURLをコピー
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE