エビフライのエビ 何種類ぐらいがエビフライに使われているの?

結論は・・・2~5種類!

バナメイエビ、ブラックタイガー等の養殖で育てられたエビがエビフライの材料になることが大半です。他にも、アルゼンチンアカエビ、クルマエビ、シータイガーが使われる場合もあります。

エビフライの中身が決まる理由①大きさ

隣のお皿のエビフライが大きいと、喧嘩になる可能性があるので、エビフライの中身のエビは、サイズが一定とならなければいけません。

そのため、同じサイズが揃いやすい、養殖されたバナメイエビ、またはブラックタイガーが多いです。

収穫後にサイズをさらに分けているので、隣の皿を見て喧嘩になることはありません。

養殖しなくても、群れでほとんど同じ大きさが獲れる天然のアルゼンチンアカエビも、場合によっては使われる場合があります。

ただ、天然のエビは年によって収穫量が変わり、値段も大きく変わってしまうこともあります。養殖も為替変動で値段が上がることもありますが、養殖の方が比較的安定的なので選ばれる事が多いです。もちろん、最終的には、お店の考え方次第です。

エビフライの中身が決まる理由②値段

日本で養殖されている事が多いクルマエビは、ブラックタイガーやバナメイエビと同じぐらいの大きさですが、お値段が高め。

そのため、高級な寿司ネタ等で使われることが多いです。

素敵な赤い色が美しく見えるのもクルマエビの特徴。お寿司でバッチリ映えます。

エビフライにもできるサイズですが、フライだと衣で色が見えなくなってもったいないので、天ぷらで色を見せながら提供する方が多いでしょうか。

特大のエビフライの場合は・・・天然の事も。

特大のエビフライの場合、養殖ではなく天然のエビが使われることが多いです。

養殖はエビを大きくするまでに時間がかかると、その分値段がとても高くなるので、エビフライサイズ以上の大きさの場合は、天然の方が効率が良くなるためです。

シータイガーと呼ばれる海で獲れるブラックタイガーは、さすがにエビフライの材料にはできないでしょう。

真っ二つにしてグリルがおススメ。美しく真っ二つにする方法は「こちら」

イセエビのように大きすぎると熱が通りにくいので、やはりホドホドのサイズが多いですね。

 

普段食べているエビフライも、種類は何??と気にし始めると色々わかってきて楽しいですね!

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