有頭エビを美しく半分に切りたい!

エビを美しく真っ二つに切りたい!

まるごとよりも半身だと食べやすいエビ。硬い殻を包丁で切ると、身がグチャっと潰れやすい殻付きエビ。

頭もカッコよく美しく切ってガーリックシュリンプやグリルで食べたい!焼きたい!

①実は解凍が重要!流水で数分間素早く!

解凍方法は数分間の流水がおススメ。腰が曲がるぐらいがベストです。

このタイミングで切れば、こんな感じになります!

ここからセワタと胃袋を取れば、全て食べられます!

落ち着いて真似してください!

下記は、切ってからしばらく時間がたったのでミソがトロリとしています。

解凍後すぐに切らないと、包丁に味噌が沢山ついてしまう状態になるので悲しくなります。解凍後即調理が重要なのです。

エビを触ってまだ冷たいぐらい、尾が動き始めた半解凍ぐらいだと、ミソが塊でキープできます。

②ハサミで腹側の殻を切る

殻が硬く身が柔らかいエビは、一気に押し切ろうとすると身が潰れるので先に一方の殻を切ります。

脚が生えている部分をシッポから口辺りまでハサミで切ります。

背側の殻は最後にまな板に押し付けて包丁で切ります。

③包丁で身を切り、背の殻をまな板に押さえつけながら切る

①番の尾側の身は潰さぬように刺身を引くように切り、そのまま尾側の殻はまな板に押さえつけてググっと切ります。

頭側を切るためにバラバラにならぬようにエビではなく、まな板を180℃回転させる。

頭側は、刺身を引くように切ると味噌や胃袋が混ざって美しくなくなります。

包丁の先を動かさずに一思いにザクっと殻まで押さえつける。

④胃袋と背ワタを取る

胃袋を取るとエビ味噌を完璧に味わえます。

胃袋は赤い部分。切断面によって真っ二つになる場合もあれば、片側に寄っている場合も。

↓解凍時間が短くて、凍った体に背ワタが埋まっていて取りにくい状態ですが・・・。

取る前の拡大。下には黒い背ワタも見えますね。胃袋からお尻の穴まで背ワタが続きます。

↓胃袋をとった跡。スポッと取れる、袋状になっています。背ワタ同様、空っぽならば取らなくてもいいです。

レベルアップ!

真っ二つにしてからも取れるようになったら、場所がイメージできるようになります。

胃袋や背ワタも切ってしまうと周囲に砂が付く種類もいるので、その場合は先に取ってもいいですね。

↑胃袋をピンセットで3尾分抜き取ったところ。ジャリっと砂が見えます。

↓背ワタは無い場合もあるけれど、これはまぁまぁ多い方。これ見ると、とったほうがイイ!かな?と思います。

半分に切ったタイミングで残った背ワタもチェック。

赤い部分がセワタ。こちらも切る位置によって片側に寄っていたり、左右に少しずつ残っていたり。

黒い部分(砂の中のエサを食べているの砂っぽい場合が多い)が背ワタです。

緑~茶色部分は卵なので間違えて捨てないこと!熱を通すと、カニのウチコと同様で美味しそうなオレンジ色になります!

 

⑤食べる!

ガーリックシュリンプがおススメ!「こちら」

筆者は・・・殻も全て食べてしまいます。

炒めたフライパンでライスを炒めて・・エビミソライスはフライパン掃除も楽になります。

 

少し知っているだけで、より幸せに、より美味しく楽しめます。

胃袋、背ワタ、卵の詳細など、もっと詳しいエビのさばき方は「こちら」

お刺し身用のエビは、背ワタが絶品なのでぜひチャレンジしてください!

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