食文化とは何か? 食べてはいけない動物とは?

世界の食文化

世界には様々な食べ物があり、その地域の環境や考え方によって違い、文化や風習と関係して様々な食べ物があり、食文化と言われます。

食べたら可愛そう!残酷!気持ち悪い!などと感じる人もなかにはいるでしょう。

でも、そこで生きてきた人たちが命を繋いできたの知恵だったり、工夫だったり、生活の糧だったりするのです。

日本の食文化

海に囲まれた日本では・・・魚介類がハレの日に多く見られますね。

生まれて100日目。お食い初めの尾頭付きの鯛の塩焼きは・・・シッポから頭まで、人生最初から最後まで元気に育ってね!という願いが込められています。

今でこそ和食・日本食として世界中で大活躍の生の魚ですが・・・

ちょっと前までは、変な文化として有名でした。生の魚を食べるなんて野蛮!気持ち悪い!というのが常識でしたが、技術の発達とともにおいしさが世界中に知られた結果、大人気になっています。

つまり、今の常識は・・・10年後には常識かもしれません。

食べてはいけない生き物?

生き物は自然に増えます。増えた分だけ食べていけば減らないので、守る種類と利用する種類を分けていこうと世界中の大人が頑張っています。

「可愛い、カッコイイ等、見た目や感情で食べるかどうかを決めるか」、「その生き物が減っているかどうかで食べるかどうかを決めるか」。日本は国として後者を選んでいて、それが海に囲まれた島国の工夫でもあります。

そして、人口が増えて食料が足りなくなる近い将来のために、ヒトが利用できる食料資源を上手に活用するためにどうすればいいかを考えるヒントにもなります。

魚達が減らないように大人が色々考えて上手に獲るので皆さんは残さず食べて下さいね。

驚き!??の、世界で食べられている生き物

あなたは驚くかもしれませんが・・・・その土地ごとに食べられている理由があります。

逆に食べられていない理由もあります。そのようなことを考えると、少しだけ文化がわかると思います。

ペルー(アレキパ) アルパカ、モルモット(テンジクネズミ:クイ)

かわいいアルパカ。

大きなステーキ。美味しい!

クイ。これまたフライドチキンのようでパリッとおいしい。

パラオ オオコウモリ

オオコウモリ。スープで食べられています。なんと!カラスぐらい大きいオオコウモリもいます。

インドネシア(ボゴール) ウサギ

飼うのかな?と思ったけれど、右隣りにはキャベツ、左は魚を売っていたので、やはりココは食べ物を売る市場ですね。

日本ではウサギを食べるイメージはあまりありませんが、ヨーロッパや中国などの広い地域で普通に食べられています。

なぜワザワザいろんな動物を食べるの?かわいそう?

ペルーの標高が高い山では高山植物しか育たず、寒い為豚や牛は育てられずに、高山でも生きていけるアルパカを飼って毛を刈り、食べています。

同様にクイも暖炉の周りで料理中に出る野菜くずを上げて大きくなったところを食べてきました。

島国パラオでは、動物の肉はほとんどなく、貴重なタンパク源です。

食べた事が無い人は・・・驚くかもしれませんが、生活の知恵、文化の一つとして理由があって様々な動物が食べられているのです。

かわいいから可哀そう、不気味だから気持ち悪いなど姿かたちで判断せずに、理由もちょっと考えてもいいかもしれませんね。

日本 ウミヘビ

沖縄では燻製にして食べられています。ゆでると鶏肉のような感じの肉です。

サメ

食べた事がない!という人が多いけれど、江戸時代から作られているハンペンのふわふわ感はサメでこそ出せる食感。

お刺し身なども美味しいので、食べて欲しい食材です。

サメってクサイのでは?という人はうわさを信じている騙されやすいヒト。

「こちら」から今の常識を知ってくださいね。

日本食の自慢をしよう!

日本で生魚が食べられている事は・・・・少し前まではクレイジーと考えられていました。

そもそも世界的には水道の水が直接飲むとおなかを壊したり、魚を冷やして運べない地域が多いということもあり、(世界の)常識的に生魚を食べるとおなかを壊すので嫌われていたためですが、今は衛生的にパックされた魚が冷やされて飛行機で運ばれたりするようになり、世界中でお刺し身が食べられるようになりました。

そのため、今や日本食は大人気ですよね。海外で人と話す機会が多いのは、実は食事の席です。

自分たちの国の食べ物をおいしい!と言ってもらえたら嬉しいのは全世界共通です。

海外のヒトから見て、生魚はとても興味がある分野なので、英語などを勉強して日本の文化を自慢できるようになってくださいね。

え?魚をさばいて刺身が作れる!って・・・シェフなの?と尊敬のまなざしをしてもらえることもありますよ!

コツさえ覚えれば簡単なので、「こちら」を参考に小さめの魚からチャレンジしてみてくださいね。

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