イカを上手に食べてSDGs フードロスを防いで地球を守る!
地球を守るために誰もができる事
誰もが今日から無理なくできるSDGsは、食べ物を残さない、無駄なく食べる事です。
何となく捨てていた食べ物も、他の人は食べているかも??
どこまで食べられるのか、一杯のイカからSDGsの観点も含めて考えていきましょう!
イカの食べられる場所はドコ?捨てたらどうなる?
イカのお寿司は白いけど、お寿司に目玉が乗っているのは見たことが無い。
内臓は食べられる?骨はある?
そんなことを知るために、解剖して重さを記録しました。
家では捨てると燃えるゴミになり、ゴミを運ぶのもガソリンが必要です。
本当にそれは食べられない部分なのかな??
イカをさばく
簡単なさばき方は「こちら」。
実は、5歳ぐらいでハサミが使えればイカはさばけます。
少し詳しく解剖する場合は「こちら」で紹介しています。
ホントに食べれるの?これ何?という場合はこちらを。
しっかりさばいた後の結果発表!
小さめの182gのスルメイカ。
外套膜(胴体)71g、腕と肝臓83g、左の内臓(胃、エラ、墨袋)20g、右下の口6グラム、一番下の軟甲2gでした。
左の内臓20グラムと口の中のカラストンビ1g、軟甲2g以外は食べることができます。
目玉は硬いだけで、奥歯で噛めば食べられますが皆さんはどうしていますか?
①お刺身だけだと71g。
↑スーパーで見かけた、「ゲソいらない!」だと、182gの内71gしか食べない事になります。
↓どこまで食べられるかを考えるのは結構楽しいものです。
②肝臓でゴロ焼きにすれば、159g
ホタルイカはゆでて全部食べているので、エラも食べているよな?
タコはエラも食べているし・・・イカのエラも食べていいのでは??とか考えてもいいですね。
内臓も卵や白子は食べても問題ないし栄養として利用できるのでは??
等々、解剖する事でしっかりと食べる場所も理解できるのです。
イカを丁寧に食べると海の豊かさが守れる?
みんなが上手な食べ方をすれば、獲らなくてすむイカも増えるハズです。
逆にみんなが無駄な食べ方をすれば、その分イカを獲ることになりそうです。
その分の氷も、車で運ぶ燃料も必要になります。
目の前のたった一匹の魚と考えないで、日本に住む人一億人が上手に一匹のイカから2倍の身を食べられるようになったら・・・5000万匹のイカを守る事にもつながるかもしれません。
1杯200gとしたら5000tになり、それを運んだり保管する手間も無くなります。
工場などでは、残った内臓は飼料や肥料にしたりしていますが、普通の家では燃えるゴミになり、水気が多いイカは燃料が必要になる事も多いので、これも防げます。
食べられる部分は全部食べてくださいね。
同じようにアジを上手に食べたい!は「こちら」