豊かな海を支える干潟の役割 潮干狩りで見れる生き物や遊び方を知りたい!
干潟はドロがあるだけ?どんな役割があるの?
ドロだらけの干潟。汚れてしまって嫌い!という人もいるかもしれません。干潟の役割を紹介します。
①えいようが貯まる(栄養循環)
川から陸の栄養(土や葉っぱ等)が流れてきて、それが海の生き物たちの体になります。魚が大きくなったり、干潟近くの浅い海では海苔(ノリ)が育って人が食べたり・・。
ノリすき体験@東京都葛西臨海公園
②生きものが住む、休む
栄養があるとアサリやカニが生きていけますし、砂に潜れば住んだり休んだりする場所に。
砂浜の泥団子は・・カニが食事をした後です。いろいろな大きさがカワイイ!
鳥が餌を食べたり休んだり。
地域によってはカブトガニのような素敵な生き物が見られる場合も!
大分県杵築市の干潟に落ちていた脱皮殻(左)と漂着個体。一マス1センチです。
③楽しむ!(親水機能)
釣りや潮干狩りは楽しくてオイシイですね。
東京湾でとれる貝類は「こちら」でチェックしてから潮干狩りへ!
塩を入れるとビヨーンと出てくるマテガイの楽しい獲り方は「こちら」から!
④水をきれいにする!(浄化機能)
アサリなどの生き物が生きている事で、水をきれいにする役目があります。
下の動画の5:45~水をきれいにするアサリの様子がわかります。アサリも働き者です
⑤とる!(漁業)食べる!(消費者)
みんなが食べるために漁師さんが魚や貝を取ったり。
というわけで、干潟も大事な自然の一つです。岩がゴロゴロしている場所には別の生き物がいたり、色々な環境があるとその分生き物の種類も増えます。
注意!
トゲに毒があるアカエイがいることも。見つけても近寄らないように!
トゲをよく見てみると、ギザギザで痛そう。踏まないように!見つけてもいじめなければ刺される事はありません。
楽しい干潟。気を付けながら楽しみましょう!