曲がらないエビフライの謎に迫る
曲がらないエビを作る
大きくてアツアツホクホクのエビフライ!
でもエビは、ゆでると赤くなって腰が曲がるから長寿の象徴のハズ。
曲がっていないエビ、曲がらないエビは・・・・実はエビではない???
・・・・そんなことはありません。曲がらないエビを作ってみましょう。
曲がらないエビ(伸ばしエビ)の作り方
エビは逃げる時に筋肉を縮めることで腰を曲げ、シッポで水をかいて逃げます。
ゆでると、逃げる時と同じように筋肉が縮むので腰が曲がります。
そのため、筋肉を切っておけば、曲がりません。
基本のキとしてエビの殻剥き、セワタ抜きを「こちら」で紹介していますので、おおよそわかったら次に進みます。
①殻を剥いたエビを準備
泳ぐ足が生えていた場所を上にむける
②筋肉部分を1/3~半分程度まで切る。
完全に切らないように・・・。
③シッポの方まで同じように5-6つ切れ目を入れる。
横から見るとこんな感じ。
④切れているか確認。逆海老固めをする。
普通はこんな形にはならないけれど、筋肉が切れていればできるのです。
⑤加熱する(フライでも天ぷらでも。)
ゆでてみると一目瞭然。上が伸ばしエビ、下は未処理。
さらに熱を通すと、差がよりはっきりします。
どちらのエビフライが美味しそうですか?やはり大きく見えるほうですよね??
詐欺じゃん!と思うなかれ。切れ目が入っている事で、熱が通りやすいので固くなりにくい事、噛み切りやすいので食べやすいことは切れ目のメリットです。
そのため、エビフライにする時には伸ばしエビにされている事が多いのです。
エビのシッポ爆発を阻止!
他にも、エビフライにする時にシッポをつけておくとカッコいいですが、そのまま上げると爆発します。そしてケンが食べにくいので、「こちら」の裏ワザから爆発処理をしてください。