油のヒミツ 菜種油?ごま油?植物の油をしぼってみたい!
植物の油?植物油をしぼってみたい!
春に黄色い花が咲いていたアブラナ(菜種)に種ができていました。
つぶすと油が出てくるのか気になって、残っていた黒くて小粒の種を拾ってきました。
家に帰ってゴマも何粒か準備。折り紙に挟みこんで潰してみます。
↑左がアブラナ、右がゴマ。
↓箸置きでギュッと潰してみます。
↓種が砕けて、折り紙にじんわりと油が移りました。
本当に油?水かもしれない?
↓比較のために一番右に麦茶を1滴落としました。
↓1時間後、麦茶の水はすっかり蒸発。種の分は少し広がった様子。やはり油のようですね。
どんな植物から油が取れる?
菜種からなたね油、ゴマからごま油、大豆から大豆油、オリーブからオリーブ油、米から米油、ヤシからパーム油等々、様々な植物から油がとれます。
機械でギュウギュウに押してしぼりだすのです。
そして、そのおかげで美味しいエビフライが食べられます。
カロリーが高いのでみんなが走り回るエネルギーになるので、給食でも揚げ物は重要です。
植物の種には、なぜ油があるの?
油は人の体の中でもエネルギーとして働くように、生き物が生きるため、成長するために重要なのです。
だから成長する種には油が集まります。
そして・・・菜種が半分以上スズメに食べられていたように、それを狙う鳥なども多いのです。
魚と油(おいしさ)のヒミツ
生きる以外に、深海魚は浮力を保つために脂を蓄えます。「こちら」
夏は成長に使うエネルギー。冬は成長せずに体に脂を蓄えて餌が少ない冬を乗り越えます。「こちら」
世の中には、太る油と太らない油があってどちらも大事です。
「肉だけ!」や「魚だけ!」と言わずに、バランスよく色々な油をとるようにしてくださいね。「こちら」