タコは賢い?人と知恵比べ!からの海の中の様子を紹介
タコスミが広がる様子を撮影したい!
「タコとイカのスミの違い」を紹介しているため、タコスミを撮影したい!と思いながら海に潜っています。
タコは漁業権が設定されている事が多いため、捕まえると、捕まるし、水産関係の仕事をしている私は間違いなくクビになります。なので、制限がある中で撮影にチャレンジしています。
捕まえずに驚かす程度であればセーフでしょう、という事で、自分の中で一番のタコスミ写真を紹介します。
↓これです!
三宅島で水深4メートルに潜って魚を探していたら、50cm程度前の岩の上にタコを発見。
岩の色とそっくりで、タコが動くまでわからなかった。息も限界に近い。
手でつかんだらスミを吐くか?と手を伸ばしたところ、タコの方が速くスミを出して逃げられて、息が続かずに海面に浮上して真下を撮影した一枚。
この後、何回か潜って探したけれどもうわからない・・・。
沖縄の賢いタコの例
モリ禁止なので、身軽にカメラ撮影を目的に、1日で合計6時間程度泳ぎながら過ごした一日(しっかり休みながらですヨ)。
とても小さい3cm弱の稚貝。何かに食べられた様子。
タコかなぁ??と思いながらタコが隠れそうな穴が無いか探します。
そして怪しい穴を発見。暗い奥にタコの姿が見えました。
手を突っ込んでスミ出せ!とイジメようとしたところ、入り口付近にある丸い石が奥にもあり、ピタリと石で蓋をされてしまいました。石を取ろうと引っ張っても取れません。
まるでサザエのようだ!と感心。
というわけで、ヒト対タコの知恵比べは、道具を使ったタコの勝利。
食べ終えた貝殻と、丸い石がタコが住む場所のポイントなのかもしれないので、来年はそのあたりを覚えてタコスミを撮影したい!
タコの大好物イセエビ
タコが大好きな伊勢海老は、私が泳いでいる影を察知してスッと奥に隠れて、触覚を穴の出口に向かって張り出します。触覚のトゲによってタコに食べられないように行動します。
穴の外に出て来るのは夜です。
逆に、ウミヘビ(イラブー)は、数十分置きに肺呼吸のため水面に上がっては、海底でノンビリしています。猛毒があるからか、天敵が少ないのでしょう。
暗くなると隠れていた生き物が出てきたり、時間によっても海の中で見られる生き物は変わります。
夜光虫がきらめく真っ暗な海の中で懐中電灯を消して泳ぐ体験は忘れがたいですが、夜の海は危険が沢山!なので、背負うものが増えた私は卒業しました。
天気が良くて波が低い昼間の海で、イザ!という時に逃げられるルートをしっかりと考えながら、無理なく安全に楽しめる場所を見つけてください。
様々な生き物が海の中で生活している様子が分かるハズです。
注意!知らぬ間に密漁者に??
タコ等と比べて逃げ足がノンビリなアワビは、海の中で結構な頻度で見つけることができます。
とはいえ、捕まえるととんでもないことに!
夏に千葉の海で見かけた密漁の様子は「こちら」。
海に潜らないでもアウト!となる場合があるので、なるほどね!ぐらいに知っておいて下さい。











