カツオの水揚げ!生鮮カツオはどうやって市場に並ぶ?
魚市場にカツオ船が到着
沿岸・沖合(近海)漁業で獲られたカツオは、冷凍されずに鮮魚の状態で港に着きます。
宮城県気仙沼港では、ある日、夕方の14時過ぎにカツオ船が到着しました。
到着してすぐに水揚げすると、セリの時間までにカツオの鮮度が落ちるので、翌日のセリ時間8時頃に間に合うタイミング、までは船の倉庫でしっかり冷やしておき、朝5時ごろから水揚げするそうです。
手前のコンベヤーたちがどのように動くのか楽しみです。
カツオの水揚げ
翌朝、少し寝坊して朝5:15に到着。
昇って間もない太陽のまぶしい反射の中、カツオが水揚げされています。
カツオの水揚げ風景
船のタンクから手リレーでコンベヤーに載せます。
まずはシャワーで海水と血などを落とします。
次に高く売れる大きなカツオを取り出してはかりで重さをチェック。あ、重くなかった!と戻したり。
途中で傷があるカツオを取り出します。くちではなくお腹に針が引っ掛かっていた場合、値段が安くなるので別にします。
最後に自動でサイズが分かれるはかりでサイズ選別が行われ、滑り台でタンクに流されます。
上手く滑るように、直前にコンベヤーによってカツオを高い位置に運んでいるのもポイントです。
一尾ずつ重さをはかっていると、このスピードでは人が沢山必要になってしまいますね。
カツオの水揚げ タンクの切り替え
1つのタンクに約500Kgのカツオが入ります。
この日は中小型が多く、1タンク3分52秒で満杯になりました。
満杯になるたびに作業を停めるわけにはいかないので、ルートを切り替えてドンドン水揚げが進みます。
見ていて気持ちいい!美味しそう!
水揚げ終了
気付くと7時近く。一つの船が30-40タンクぐらい水揚げしている感じでした。
船は4隻だったので、一日で70トンぐらいの水揚げだったと思われます。
おまけ
これは、キズあり君ですね。
お刺し身用に20匹飼ったカツオの中にキズあり君が混ざっていると、お店が困ります。
そのため、品質が悪いカツオが混ざると全体の値段が安くなる事もあるので水揚げの時に分けます。
近くに住んでいれば、これでお刺し身作っても十分美味しいだろうなぁ・・・と思ったのでした。
事前準備も大事!
カツオがタンクにそのまま落ちると傷つくので、タンクには水が入っていました。
デモ市場で売るには重さも知る必要があります。
そのため、事前にタンクの重さが同じになるように水揚げ前に準備されていました。
冷凍カツオの場合は・・・
沿岸・沖合(近海)は生のカツオでしたが、遠洋漁業で獲られたカツオの場合は生鮮ではなく冷凍されて市場に水揚げされます。漁法による違いは「こちら」
この網のようなカゴを使って保冷車に運び込むのかな??
鮮度を保つために素早く移動をしなければならないし、重さはしっかり図らないといけないし・・・。
保冷車が市場に入る前と出る時の重さを計測して水揚げ重量を図る場合もあります。
色々と効率よく考えながら水揚げする事で、皆さんの食卓に新鮮なカツオが並びます。
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