黄色ブドウ球菌 食中毒を考える
黄色ブドウ球菌は、魚由来の菌ではなく人のケガ・傷由来の菌です。
この黄色ブドウ球菌が作る毒素、エンテロトキシンは、熱や酸に強いため、一度毒素が生成されてしまうと・・・「熱をかけたから大丈夫!」というわけにはいきません。
黄色ブドウ球菌が作り出すエンテロトキシンによる食中毒の予防には・・・下記がポイントです。
①けがをしている人は調理をしない・手袋をする
とはいえ・・・魚のトゲでケガをするし、アカギレにも黄色ブドウ球菌はいるので、「無理!」という方は下記も一緒に考えましょう。完璧でなくても、予防できればいいのです。
②しっかり冷やしたまま食べる
エンテロトキシン生成温度帯は10度~46度。お刺身や魚の温度は10度以下ですよね。
普通に冷やしていれば大丈夫!という結論になりますね。