有毒渦鞭毛藻(シガテラ毒・パリトキシン・貝毒) 食中毒を考える
南方系の魚に見られるシガテラ毒とパリトキシンは、プランクトンである有毒渦鞭毛藻(ゆうどく うずべんもうそう)からの生物濃縮で毒素が特定地域でたまっていると考えられていますが、経路などが不明な点もあります。
地域によって大型のヒラマサはリスクが高いため市場に流通させないなどがあるようです。
旅行先で釣った場合など、市場を流通しない場合などで情報量が少ない場合は十分考慮が必要です。
貝毒は、有毒渦鞭毛藻だけではありませんが毒が蓄積することがあります。影響が広範囲にわたるため3段階(有毒プランクトンの監視。貝類の検査。流通時)に渡って監視されており、正規流通経路であれば心配不要です。