食用禁止?食べてはいけない魚、バラムツ・アブラソコムツ
食べてはいけない・・・バラムツ
漁師さんが獲ったら海に返したり、市場では流通しないように避けられるので普通は見れない魚の一つがバラムツ。
ウロコにバラのようなトゲが付いているので、その名前が付きました。
細かいトゲがあるにも関わらず、齧られたような跡も。「ダルマザメ」かな??
消化できない脂
深海魚は浮力調整のために脂を蓄える事が多く、キンメダイなどはそのため美味しくて大人気です。
一方でバラムツの脂は人が消化できない種類の脂なので食べるとおなかを壊します。
このあぶらは「ワックスエステル」と呼ばれるロウソクの蝋のようなもので、消化できずに最終的にお尻からあぶらとして勝手に出てしまう(:おもらししてしまう!)という状況に陥ります。
そのことから厚労省が食品衛生法で禁止しているので漁師さんや市場で目を光らせているので流通しません。
バラムツの他にもアブラソコムツも日本では流通禁止の魚です。
食べるとどんな味??
フグのように死ぬ毒ではなく、数切れならば、おもらしする可能性がある魚(大量に食べると別の危険性が出てきますが)なので、釣った人が食べた!という話を聞くこともあります。
おススメはしませんが、私も2010年の海外駐在時に中国の日本料理屋で「白マグロ」としてメニューに載っていたこの子を複数人でチャンス!と一切れずつ食べました。
消化できない脂とはいえ、味としては美味しい!という感想でした。
念のため、いつでもトイレに駆け込めるようにしていましたが、結局お腹を壊さずに済みました。が・・・無理して食べるものではないので、よいこは真似しないで下さいね。
なぜそんな脂を体に蓄えているの?
他の深海魚同様、浮力を調整するためです。
美味しい脂の他、バラムツ幼なワックスエステル、イカのようにアンモニア等でも浮力と調整して生き残りに有利なようにしています。詳しい理由は「こちら」。
見た目は結構かわいい。
アブラボウズは食べていい??
あぶらが多いために同じような名前が付いているアブラボウズは、食べても問題ありません(めちゃおいしい!と聞きますが食べた事が無い_| ̄|○)が、あぶらが多いので食べすぎには注意(食べ過ぎはどんな食べ物でも体調を崩します)です。
アブラボウズを食べてはいけない!と言われたら、その人がその後アブラボウズを持ち帰ろうとしていないか(うまいから・・・騙して・・・もらっちゃえ!なんてことがあるかも。)要チェックですよ!
このような食べてはいけない魚も、漁師さんや市場の人たちがしっかり見ているので、皆さんの手元には安全な魚だけが届く仕組みができています。
普通に生活していると出会う事も無いですが、市場ではたまに見ることができます。
フグも一尾で買う事はできませんが、市場だと一尾丸ごとを見ることができます。
安心して魚たちを食べつつ、たまには市場にもいってみてくださいね!








