イルカをさばく!食べる!岩手県産イシイルカをスーパーで発見!
イルカ情報
知り合いから、とあるスーパーでイルカ売ってた!という情報が入ったので行ってきました。
岩手産のイルカ。イシイルカですね。
2011年の震災で三陸沿岸の港が大きな被害を受けた事で、捕獲量は減少。
応援したい気持ちと、食べてみたい気持ちが半々。
イルカもクジラもマグロも、大きいので自分一人ではさばきにくい水産物で、切り身の状態で買う事が大多数ですね。
取り出してみると、一番上の黒い部分が黒皮でその下に脂肪分があり、さらに下に肉がある事が分かります。
黒皮の上側に海水があった状態で、2月の岩手沖の水温は・・・10℃弱。
クジラもイルカも身の熱が海に逃げて行かないように脂肪の層があるのです。
魚達はここまではっきりと脂肪の層はありません。
↓マグロの皮はウロコが食べられない事もあり、しっかり観察しましたが「こちら」
イルカは皮も食べれるのでそのまま皮も調理。
↓脂肪の層もサクッと切れます。
↓甘辛く煮付けたり、
↓炒めたり。
白皮はキューっと小さくなり、ちょっと寂しい。
煮付けで油が上に出ているので、やはりクジラ汁のようにした方がいいのかな?
イルカは水銀が心配??
妊婦さんが魚介類で注意をすることに水銀があります。
水銀は生物濃縮(せいぶつのうしゅく)と言って、食べたものによって体に溜まっていく場合があります。これは生き物の種類や、その子たちが何を食べていたかで溜まり方が違います。
「こちら」で説明あるように、イシイルカの場合は一週間に160gまでは食べても大丈夫です。
ちょうどこのイシイルカが160gぐらいなので、手のひらサイズぐらいまでは食べてもOKと考えてください。
クロマグロは週に80gまでにしましょう、同じマグロでもキハダマグロやビンナガは気にしないで大丈夫ですよ、など、種類によって違う事が分かっています。
普段聞かない水銀などを耳にすると、ちょっと怖い気持ちも出てきますが、タンパク質をしっかりとる事のメリットもあるので、正しい知識も覚えて、食卓から恐れを無くして下さいね。
私の場合、妊娠していないし、イルカを食べるのは年に数回なので特に気にせず食べます。
好き嫌いなく、色々なモノを食べることもリスクが分散されるので大事です。