メコン川で、ジャイアントグラミー(象耳魚)を食べる!

ベトナム(ミトー)で出会った象耳魚

メコンツアーの昼食で立ち寄ったMekong Rest Stopで泳いでいたジャイアント グラミー。

現地名は象耳魚(エレファント イヤー フィッシュ)。

学名はOsphronemus goramyです。英名はGiant gourami。

グラミーは熱帯魚屋さんでも馴染み深い名前ですね。

これを・・・食べちゃうの??

食べ方

丸揚げした状態で食べます。ウロコもパリパリ。40cmぐらいで圧巻!

そして・・・ホウボウのように底生魚でもないのに立てた状態でお皿に出てくるのがすごい!

店員さんが、背びれをパッと外し、骨のない部分を春巻きに一口分入れて巻いてくれました。

後は自由に!という事で、身はもちろん、↓象耳の由来である大きなヒレも美味しくパリパリ頂きました。

象耳魚は天然?養殖?

もともと淡水~汽水域に住む魚。この子は、メコン川流域で養殖された個体とのこと。

↓そのうち揚げられてしまう子のアンテナ(ハラビレ)が少し曲がっているのはそのためか・・・。

そういえば、日本の鯛も養殖はヒレが少し丸っこかったりしますね。

鯛の天然養殖見分け方は「こちら」

メコン川・メコンデルタとは?

チベット高原からミャンマー、ラオス、カンボジア、ベトナムと5か国を4200Kmに渡って流れる国際河川であるメコン川。

濁った水の色が豊かな栄養塩類が流れてきている事を示しています。

この運ばれてきた栄養が積もっているカンボジアからベトナムの地域がメコンデルタで、肥沃な農地が広がっています。また、平坦な地形で網目状に水路も広がっており、魚達も養殖されています。

面白いと感じたのは、いたるところに流れたり溜まっているホテイアオイ。

南米原産で繁殖力が強い外来種で、日本では撤去費用に数百万単位のお金がかかる事で有名ですが、この地では養豚飼料として活用しているそうです。

色々と利用しながら我々の食べ物が作られているんですね。

ノコギリエイは絶滅した?していない?

東南アジアの汽水域に生息していたノコギリエイ。

日本を始め絶滅した地域は非常に多いのです。

この場所にノコギリエイが住んでいたのか。

今もいるかな?そんなことを考えながら、船の数を見ながら捕まらずに生き残っている子がいればなぁと・・・。

水深を聞くと15mとのこと。人が泳ぐには深いけれど、漁船にとってはどうでしょうか・・・。

そもそもノコギリエイとノコギリザメの違いがわからん!という人は「こちら」へ!

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