カガミガイをさばく! 砂抜きできない砂袋。おいしい江戸前の貝!

ホンビノスとカガミガイの違いと見分け方

魚同様、貝も個性があります。

ホンビノスは砂抜き不要なビーナスのような貝ですが、カガミガイは手間のかかるカワイイ子です。

カガミガイは砂抜きしても結局は体内の砂袋を取らないとジャリっとします。

つまり、種類が見分けられないと・・・口の中が悲しい事になります。

↓カガミガイ 白っぽい個体がほとんど。

丸っこい感じです。手鏡みたいな形!

↓ホンビノス 黒っぽい個体が多く、縞模様が綺麗な個体も。

↑マルというよりは楕円に近い?↓ちょっとオレンジ色が入る子も。

ホンビノスとカガミガイは大きさも形も住んでいる場所も似ているけれど・・・

↓ホンビノスは閉じる場所がギザギザしている事でも見分けられます。

↓カガミガイはギザギザしてません。

ホンビノスなら、砂噛み、砂袋はないのでそのままでOK。

問題は・・・・カガミガイ君です。

カガミガイの下処理。カガミガイをさばく!

①真水でザっと洗い表面の砂を取る

手袋でザザッとこすり合わせるように。大まかでOK。

②茹でて貝殻を開き身を取る。

トングで殻を開いて身だけを取るのがラクです。

↓聞き分けない子は貝柱をスプーンでエイッとはがしましょう。

※生きたカガミガイを剥いたり、冷凍して開いたところを剥く方法もありますが、楽なのはゆでる方法です。

③おまけ:ゆで汁を捨てない事

鍋側面や底にたまった砂や殻をペーパーで濾せば素敵な出汁が楽しめます。

これを捨てるなんて、幸せを捨てるのと同じです。

炊飯の水の代わりに出汁とちょっと醤油を入れるだけで・・・ゲキウマなご飯が完成!

④砂肝とエラを取る

上の黒いのが砂肝。下二つは食べられる。右のカタツムリの目のような部分に砂肝が付いているので、ヨイショヨイショと取ります。

カブトムシのツノか、カタツムリの目が綺麗になったら完成!と覚えて下さい。反対側についている黒い部分もチェック!

上手になると、二つに分けずに元の形に戻せるようになるけれど、最初は砂袋をしっかりとるのを目的に頑張りましょう。

ペロっとめくった部分にエラがあり、エラは呼吸のために海水を吸うので一緒に砂が入る場合も。取っちゃえ!

砂肝(砂袋)は胃なのかな?周りについている砂より細かい粒子の砂が入ってるなぁ。砂肝で砂に含まれる餌を消化しているのかな?他の貝はエサだけを胃に運んでいるんだろうなぁ。手間がかかるから人に食べられない事を見越しての戦略??等と考えながら黙々と取りましょう。

水を流しながらがラクチンです。

⑤水で洗う

最後に周りについているかもしれない砂をチェック。水管の先に砂が入っていそうな場合は爪でエイヤと取ってもいいでしょう。

⑥下処理完了!

お疲れ様でした!このままパクっと食べてもいいですね。

ここで一旦冷凍してもいいですね。その場合はチャック袋に入れて空気を抜いて・・・

カチーンと冷凍

イカやタコの仲間の貝類は、冷凍してもそこまで劣化しません。

乾かないように出し汁でヒタヒタにしてからの冷凍がおススメ。

貝殻ごと冷凍すると??

潮干狩りの日は掘ることで体力がなくなっても仕方がない。

力尽きたら貝殻付きで冷凍も手です。

冷凍すると、水管付近の砂が取れにくくなった気がしますが、あなたの頑張り次第です。

殻付きは右側。ご覧の通りかさばります。家庭内の喧嘩防止のためにも、早めに処理してしまう事をおすすめします。

↓同じ量のカガミガイ 右:ビフォア 左:アフター

カガミガイの食べ方

お出汁・・・澄まし汁、味噌汁、炊き込みご飯

身も入れていいんでしょうが、身は食べ応えがあるので佃煮風の煮つけにしました。

ジャリッとしたら、真珠かも!

茹でて砂袋を取っていた時に、親指前にプックラとした物体が!

病気じゃないですよ!お!やった!と喜んでください!

組織の中に入り込んでいるものを取り出してみると真珠でした。

実はアサリも砂で「ジャリッ!」とするよりは、真珠で「ジャリッ!」っとしていることが多いのです。

身に入り込んでいるので、砂抜きさせても砂袋を取っても、この「ジャリッ!」は無くなりません。

砂抜きされていなかった!と怒られても、困っちゃうんです。そーゆーもの。

砂じゃないんだ!真珠なんてなんか得した気分!と思ってほしいけれど・・・いかがでしょうか??

現在の技術ではエックス線異物検出器でも取り切れないので、砂利っとしないように噛むぐらいしか対策が無いですね。

 

カガミガイがさばけたら、他の貝は簡単!

原理が分かれば砂が多い貝は剥いてしまえばいいのです!

潮干狩りで獲れる貝は「こちら」から!

« »



この記事をシェアする
タイトルとURLをコピー