大学生が鮮魚店で買い物をしたら・・・ 東京海洋大学×大日本水産会
鮮魚店に行こう!
東京海洋大学の前身である東京水産大学は、大日本水産会水産伝習所に起源をもちます「こちら」。
そんなご縁もあり、魚食普及推進センターは海洋大学の魚食文化論講座を一部担当しており、フォローアップ研修として2022年11月20日~12月10日に、学生に鮮魚店を訪問して魚を購入して(4000円分のクーポンを提供)さばいてもらいました。
参加条件は、「食べた事が無い魚や部位を含むこと。地域経済、未利用魚、鮮魚店の存在意義など、感じた事を報告する事」です。
鮮魚店は、サメを始めとした未利用魚なども並ぶ千葉県浦安の「泉銀」。
「ギョギョッとサカナスター」にも頻繁に登場する森田釣竿さんの鮮魚店です。
生徒からの報告
約30名135ページのレポートのうち、3名分を抜粋した内容は「こちら」。
学生時代の4000円は価値が異なります。
大人がちょっと居酒屋に寄るぐらいの予算で、学生が存分に楽しみながら魚をさばき、考え、家族や友人と楽しめている様子がわかる内容です。
一例)イシガキダイのアクアパッツァ、刺身、ニタリクジラの紅白漬け
我々の食生活を豊かにするためには「安いもの」などではなく、「価値のあるもの」も必要です。
いい魚が無いと嘆かずに、自分の周りでいい魚が手に入るように応援したいお店で買い物してくださいね!
モノの値段には理由があります。「こちら」から鮮魚店の魚がいいお値段の理由も紹介。
予備学習について
事前に下記ページを共有しながら実施しました。
この情報を把握してから鮮魚店に行けば、あなたも報告書のような料理が作れるハズ!
・さばきかた(ケガをしたくない。グリルの掃除嫌い。生ごみの匂い軽減) 「こちら」
・アニサキス 「こちら」
・魚が多すぎる場合の冷凍保存「こちら」