いい魚が近所に無い?鮮魚店で魚を買ってさばいて街を元気にしよう!
身近なお店を応援して通うと、いい魚がどんどん手に入るようになる?
いい魚がナイ!と嘆かずに、身近なお店で買い続けてください。
身近なお店でいい魚を買えることにつながります。
逆に、買わないと・・・いい魚が買えない状況は悪化していく一方です。
この状況を防ぐために、敷居が高いかもしれない魚屋さんで買い物するための方法を紹介します。
魚をさばくのを簡単にする裏ワザ 工夫次第!
魚をさばく・食べるコツは「こちら」。捨てない限り、失敗ではないのでチャレンジしてみてください。
包丁を極力使わない方法や、グリルが汚れない塩焼きなどの情報も紹介しています。
↑アルミホイルを敷き、ヒレを切ってグリルへ。
様々な魚をさばくコツを覚えて、大型の魚もさばけば、怖いもの無しです。
鮮魚店は高い? 品ぞろえが一味違うので値段が高いのは当然!
質が高い魚を扱う鮮魚店がいいお値段なのは当たり前。その理由を知り始めると、さらにオイシイ魚を入手できるチャンス。
例えばアジ。
まき網より一尾ずつ釣られる方が手間もかかり値段は5-10倍近くになるけれど、漁師がそれでも売れる!という時期に釣られているアジなのであぶらのノリが違います。
↑サバよりデカいアジ これアジ?別種じゃない?と驚く事を保証します。
鮮魚店でおススメを聞く場合
鮮魚店に通うのは、旬の魚やちょっと変わった魚が食べたい人達。
店主もうまい魚を食べさせようと待ち構えています。知らない魚があるのが当然!と考えていいでしょう。
せっかく鮮魚店に入ったら、いつも食べているアンパイ(しらす干しとか・・)ではなく、知らない魚に挑戦してみましょう。
「おすすめは?」と聞くと「なんでも!」と言われるかもなので、「初心者でさばきに挑戦中だけど、おススメは何ですか?」と具体的に聞きましょう。エビスダイのようなガラス質のウロコを持つアブナイ魚は避けて紹介してくれるでしょう。
元気な声で尋ねると、こいつは気合がある!と期待されてピカイチの魚を紹介されるハズ。
鮮魚店の魚はどのように届く?人間模様を想像して、あなたもその中に入ってください。
鮮魚店には漁師や市場などからお薦めの魚が届きます。
海の状況によってはひたすらシイラだけ!とか、サメ取れちゃったからヨロシク!等、届いてびっくり!ということもあるようです。でも、届いた以上は全て売るのが鮮魚店の腕の見せドコロ。届く品が怖い事もあるようですが、話を聞いていると楽しいです。
都内で鮮魚店を始めた友人は「こんな高いコウジンメヌケ頼んでないだろ!」と箱を開けて驚いて市場に電話したら一度目は「間違った」と言われ、二度目は「手が滑って・・・」って言われて・・・参ったよ・・・と笑いながら完売させたそうです。
これ、市場や漁師から「お前なら売れるだろ!」と鮮魚店が認められている証です。これが続くと信頼関係が築けている鮮魚店には素敵な魚が並ぶようになります。そんなお店を見つけたあなたはラッキー。
あなたにも「お前なら料理できるだろ?」と海からのバトンが託されるチャンス。バトンを受け取ると、次は「今日はさらにレベルアップできるだろ?」と、いい魚にチャレンジできるようになるのです。
一回6000円の料理教室に通っている暇があったら鮮魚店で魚を持ち帰ってください。
家に魚があれば、何とかするしかありません。腕は上がる一方です。
こうなってくると、市場や漁師がさらに認める鮮魚店になり、魚種が増えていきます。
ということで皆さんが魚をさばけるようになると、鮮魚店はさばいていた時間を、魚を集める時間(市場や漁師との交渉)に変えることができ、皆さんがさらに多種の魚を食べることにつながるのです。
お店では食べられない部位や食べ方も楽しめるようになります。
自分の好みは自分が一番よく知っています。皮付きのお刺身と無しのお刺身と・・・炙りが好きな人もいるでしょう。自分好みの食べ方で堪能できますヨ。
お財布にやさしい方法
・1尾で買う 切り身にするには手間賃が発生するのは当然。その分、自分でさばくとオトク!
・部位を無駄にしない 鮮度がイイ魚を一尾で買うとアラや内臓も楽しめる事が分かってきます。
→卵や肝臓から始めて、胃や腸などにもチャレンジしてほしい。
・冷凍で保管 すぐに調理できない場合や大型魚は、酸化と乾燥を防ぐ方法で冷凍。
→解凍5分で刺身が楽しめる方法も!「こちら」
普段の生活で、ちょっと地球にいい事
・未利用魚とは? 詳しくは「こちら」
知らなかった魚を食べようとすると、未利用魚と呼ばれる魚達が皆さんの手元に届きやすくなります。人気魚種に集中して資源が減りやすくなる状況も分散され、地域経済も潤い、皆さんの食生活が豊かになります。
・廃棄部位を少なくする
アジの骨と頭はスープに最適!
隅々まで食べると、食べられる部分が1.5倍になり資源を守ることにつながります「こちら」から
他にもエビ半分を占める頭、魚の4割程度を占める内臓も白子や卵を捨てていないでしょうか?
捨てているソコが一番美味しいのに!と声をかけたくなる事もシバシバです。
自分が住み続けたい町にするためには継続が大事。無理なく生活の一部にできるコトを魚以外でも考えてみてくださいね。