アニサキスの成虫と幼虫ってどう違うの?
アニサキスの幼虫
人に悪さをするのは、小さな幼虫時代のアニサキスです。
マサバより。我々が目にするのは幼虫サイズ。指で触っても問題なし。
しばらく飼う方法は「こちら」。
アニサキスの成虫 巨大であることも納得の住んでいる場所!
これがクジラの胃に住んでいるアニサキスの成虫です。
大きいうえに数に驚きですが、このサイズは確実に発見でき、刺身で食べる事は絶対に無いのでご安心を。何より、いくら怖がっても、クジラをさばかない限り出会えません。
ここで、アニサキスはクジラの酸性の胃に住むので、お酢で死なない(シメサバでアニサキスは死なない)事は覚えてください!それが食中毒予防にとても大事。
シメサバのお酢は身や菌を締めても、アニサキスは締めません。なので自信が無い方はシメサバでも冷凍をおすすめします。冷凍も「5分で刺身が食べられるストック」にできるので実はすごく便利です。
寄生虫が怖い!という人へ
本来は、悪さをしないのが寄生虫です。
住み着いた生き物に害がありすぎるほど悪さをすると種として淘汰されて絶滅するので、共存できる寄生虫だけが生き残っている状態なのです。
本来海にいないヒトが食べると、「あれ?ここなんか違う!」とアニサキスがウロウロ迷ってしまい、イテテとなります。実はかわいそうな存在なのです。
アニサキスは怖いというイメージで知られずに間違った情報が独り歩きしています。
アニサキスは口がないので胃を食い破りません。生きたアニサキスを飲みこんでも食中毒にならない場合もあります。
そのような本当のアニサキスの姿を「アニサキスに負けない!まとめページ」から知ってください!