アニサキスを飼育する。 アニサキスを酢で飼おう!
知れば怖くないアニサキス。さばいているうちに必ず会えます。
シメサバで死なない理由が分かれば食中毒になりにくくなるでしょう。
アニサキスの入手方法
アニサキスだけでは売っていません。
鮮魚の内臓にいることが多く、おススメはサバです。3-4匹サバけば見つかります。
魚をサバくと、まな板が汚れる!とか、内臓が臭くなる!という方は「こちら」からラクチンなさばき方を知ってから!苦行をせずに、楽をしてくださいね。
鯖ではなく、ホッケの肝臓に2匹!胃の中のオキアミを並べると、アニサキスが生きていく流れ「海を漂うアニサキスの卵⇒甲殻類(オキアミ等)⇒中間宿主(サバ、イカ、イワシ等等)→海生哺乳類(イルカやクジラ)⇒海生哺乳類の体内で成体(成虫)となり海中に卵を放出」がわかりやすい!と感動したりしてから、アニサキスは飼育、肝臓は茹でて食べました。
アニサキスを水で飼育しよう!
ペットボトルの蓋の中に水を入れれば一週間は飼えます。
水の中から逃げる事は無いですが、刺身などに紛れないように注意。
※乾燥した分の水は追加して下さい。忘れるとアニサキスが干物になります。
ポカリ等でも飼えます。
でもこれだけじゃあ楽しくない。
アニサキスをお酢で飼ってみよう!
お酢で死なないアニサキス。シメサバで食中毒になる理由が実感できる!
蒸発した分はお水を足しながら観察し、私の記録は264時間です。動画撮影後、水の追加を忘れて乾いてミイラになったため記録は停まりました。
お酢に浸して264時間後(約11日後)のアニサキス
4匹中2匹は傷口からお酢が入って白く変色して死にましたが、1匹は元気で、12日目でも生きていました。もう一匹も、たまにクネクネ動きました。
ということで、お酢でアニサキスは死にません。
シメサバを作るときに自信がない人は冷凍をおすすめしますヨ!
お酢で〆るとキュッと肉が閉まるので、冷凍してもそこまで食感は悪くならず、味も染み込みやすくなります。
もっとアニサキスを知りたい方は「こちら」から!
色々な魚介類のさばくコツは「こちら」。魚介類の保存方法は「こちら」。
むやみに恐れず、楽しみながらラクチンに美味しい魚を食べてくださいね。