魚をさばく! ヒラメをさばこう! 五枚おろしはカレイでも一緒!
ヒラメやカレイは5枚おろし
アジ等と違って幅が広く身が薄めのカレイやヒラメは3枚おろしではなく5枚おろしにします。
方法を覚えれば結構簡単です。
このページの写真は、三枚おろしはできるようになった初心者に後ろから指示を出してさばいてもらったものです。
左ヒラメの右カレイ。左でヒラメと確認出来たら・・・さばきましょう!
注意点
ヒラメは歯が鋭くて、すぐに指を切るので要注意!
最初にそっと口を開いてアブナサを観察してからスタートしましょう。
ヒレを切り取る
いつも通りヒレを全部取りましょう。
ウロコを取る
奥は包丁の先で、手前は包丁の手前側で尾から頭の方へガリガリと。
細かいウロコが多いけれど、裏側も同様に。
頭を落とし、内臓をとる
写真撮っていないけれど他の魚と同じです。
内臓は小さい内臓なので頭を落とすだけで後は歯ブラシでこすり、真水で洗って水気を拭きます。
5枚おろし開始!
血合い骨のあたりに一直線に刃を入れます。
刃を入れた側から骨に沿って少しずつ力を入れずに刃を入れていきます。
↓ようやく半分くらい切れたところ。あとちょっと!
↓一枚目がもう少しで取れるゾ!
一枚目が取れました。
ム!しっぽの近くは骨を切ってしまったが、初仕事にしては完ぺきに近い!
2枚目!
背骨側から同様に刃を入れていきます。一枚目がない分、刃を入れるのが簡単です。
一度に切ろうとせず、力を入れずに少しずつ進める事がポイントです。
・・・このように進めていき、4枚目を取るところ。
最後油断したか!まあ、成功でしょう!
応用編
昆布締め、煮付け、スープ用に・・・。
刺身は昆布締め?
乾いたままの昆布をそのままペタッと張り付けて、水分を吸い取りながら一晩寝かせて昆布締めにしたり・・・
煮付け?
半身は刺身。半身は煮つけに・・・・。
ヒレがない分、食べやすいけれど、もっと食べやすく一人分に切りたい。
背骨を切って、骨に沿って切れば・・・三徳包丁で切れます。
こんな感じで一人分の煮つけに。
肝を保存したい!
煮付けでもウマイ、捨てちゃあもったいないヒラメの肝。
チャック袋に入れて、水に浸す形で冷凍すれば、酸化せずに数か月は美味しいまま保存できます。
スープ
5枚おろしの5枚目、上と同じで骨も同様に小さくして冷凍しておけば・・・
冷凍庫から取り出して5分でスープに!
スープの作り方、らくちんなさばき方「こちら」へどうぞ!
その他の魚?のさばき方は「こちら」へ。
ちょっと一息。楽しみながら、さばきましょう。
ヒラメやカレイの背びれの使いかた
ヒラメもカレイもムナビレは他の魚の背びれと同じ機能でピンッと上に立ちます。
切る前に遊んであげて、水族館に行ったら泳ぐ様子を見てください。
ヒラメの口
横顔だけでなく、真正面から見てください。
おススメはこの顔!
色が半々なのも素敵!
楽しみながら、素敵なサカナ生活を過ごしてくださいね!
ヒラメの天然・養殖の見分け方を知りたい人は「こちら」から!