深海魚のアンコウってどんな魚? 泳いでいる姿もチェック!
アンコウってどんな魚?
待ち伏せ型のアンコウの特徴は・・・
・口がデカい!喉の奥にも歯があって・・・餌が逃げにくい!
・歯は内側に向かって生えているので一度噛んだら逃がさない!
・アゴの周りのひげのようなモジャモジャは海底にいるときに海底の色と同化しやすそう!
・あ!おでこに白いヒラヒラが!これで餌をおびき寄せて・・・バクッと食べるんだな!
頭だけでこんなに楽しめますが・・・鋭い牙を持っている指が痛い!!
泳いでいる姿は?
泳いでいる時はこんな形。上から見ていると丸っこいけれど、実はほっそりとしていますね。
海底にピタッとするにはこんな形がいいんですね。ヒゲのようなモジャモジャのところまでが海底に触れる部分までの腹は白い色!
深海魚ではあるものの、水面にも上がってきて、時には海鳥をバクっと食べてしまう事も。
市場では?
市場ではおなかを上にしてハラキリされて並んでいることが多いです。
なんでって・・・アンコウは「あん肝」が「海のフォアグラ」とも呼ばれるほど人気だから、買う人のためにどうだ!って見せているのです。右奥にちらりと見えますね。
吊るし切り?なんでわざわざ吊るす?
ヌルヌルしていて柔らかいのでさばきにくく、頭がゴツゴツしていてトゲもあるので、まな板でさばくときに非常に痛い。
そのため、硬い顎をひっかけて吊るして、水を入れて膨らませてさばくとさばきやすくなるのです。
でも家の中ではできないですね・・・。
というわけで市場ではこのように頭を取って身だけにして売られている事も。
あん肝だけで売られていたり、頭だけで売られていたり。
あん肝1Kgで、身5Kg、頭なら30Kgが買えるぐらいの値段の差があります。
チョット不思議ですが、人気があると高くなるのです。
アンコウはどんな料理があるの?
アンコウの肝、あん肝!DHAがたっぷりで食品中トップクラスです。
身は唐揚げ 身は唐揚げで骨も食べる事ができます。
アンコウの七つ道具?
身や肝の他、皮、ヒレ、胃袋、卵巣、エラなども食べる事ができます。
アンコウ鍋などで美味しいです。
唐揚げ同様、骨も柔らかく食べられるので、頭の骨辺り以外は捨てる場所がない!とも言われますね。
私のおススメは「ほっぺた」。硬い骨や歯があってチクチク大変ですが、バクっと閉じるほっぺたの筋肉は食べてほしい場所ですね。
深海魚が過酷な海で生き残る戦略とは?
暗くて餌が少ない海でどうやって生き残るのか?それぞれ工夫があるのです。
チョウチンアンコウのメスは60センチぐらいになるけれどオスは4-5センチくらいと体が違うのもそんな戦略の一つ。
他にも面白い深海魚。ノドグロやメヒカリ↓の喉が黒いのには理由があります。
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深海魚はナゼオイシイ?
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