水産業って何?

海の恵み「魚」を取り続けると減ります。魚をずっと食べていくために、
地球環境を考えている工夫とは?

深海魚 深海生物 過酷な環境で生き残る戦略と特徴!

深海魚、深海生物とは??

深海とは水深200メートルより深い海の事。200mより深い海に住んでいる魚の事です。

魚は泳いで移動できるので、生き残りやすい場所で行動します。

そうして生き残ってきたヤツらが現在の地球でも生き残っているのです。

例えば、エサが少ない深海で生きる戦略として、小魚時代は浅い場所で餌をたくさん食べたり、昼は深海、夜だけ海面近くで餌を探したり、一日でも時間帯によって、または季節によって移動して有利な場所で生きています。

世界最大のカニ、タカアシガニ(200-300m)。 スーパーで見かけた例は「こちら」

つまり、深海魚と言っても、水深200mより深い場所で獲れない場合もあるのです。

このページでは、おおよその生きている深さを(200-300m)等とあらわしていますが目安です。

深海の特徴

光がほとんど届かない

エサが少ない

酸素が少ない

圧力(水圧)が高い

⇒生物にとって、生きていきにくい。でも、敵が少ないので、ゆっくり動くタイプには生きていきやすい環境でもあります。

深海魚の特徴:どんな形・色?

暗い場所でも少ない光を集めてよく見えるように、目が大きい事は深海魚の特徴。

クロムツ(100-300m)。あだ名をつけるなら・・・ギョロメ(魚ロメ)ちゃん?

 

アオメエソ(メヒカリ)(200-300m)青い目が光るようにキレイ!

 

太陽の光がギリギリ届く水深1,000mぐらいまでは目が大きくなり、太陽の光が届かない1,000mより深い暗い海でも、目は小さくなるけれど、光る生き物がいるため完全に無くなる事はありません。

エサが少なく見つけにくいので・・歯が細長く鋭い魚が多いです。

クロシビカマス。触るとスゴク痛い!一度かみついたら離れない

体の色

深くなっていくと、赤⇒銀⇒鉛色⇒黒の順に色が変わっていきます。

※生き方によって、また、鮮魚と生きている時の色は違うので参考程度に!

マダイ (30-200m)

※養殖(下)は黒っぽく、天然(上)は白っぽい赤であることも面白い!

キンメダイ(100-250m)

タチウオ(2-400m)

クロシビカマス(150-500m)

銀色は目立ちそうですが、周りの光を反射するので目立たないようです。

でも、発光生物が光ると反射して目立って食べられてしまうので、時間帯によって反射しにくくなる魚もいるそうです。

光る

光が少ない深海だからこそ、光を使ってイロイロします。

・エサをおびき寄せたり、

・逃げるときに光って目くらまししたり、

・仲間との連絡に使ったり、

・自分の影を作らないためにぼんやり光る(イカの目玉の周り)など、

このように同じ「光る」でも、様々な使い方をするのです。

腹黒い! (ノドや内臓の膜など)

光る生き物を食べて、おなかの中がピカピカ光ると、目立って他の敵に食べられてしまいます。

家で楽しく確認できるメヒカリの例は「こちら」

 

ノドグロも同じですが、その光を目立たなくするために、ノドやお腹が黒くカーテンの代わりになります。初めて見る人は腐っているの?と不安になるかもしれませんが、生き残るための戦略なのです。

省エネ 泳がず待ち伏せる!

エサが少ないので成長も遅く、小さい頃は浅い場所で成長したり、大人も夜には海面近くに上がって餌を食べる事も多い深海魚。

海底で待ち伏せするホウボウ(25-600m)のような不思議な形の魚もいます。

 

食べられるの?

もちろんです!アンコウ(30-500m)・・・食べてますよね。

カマボコやチクワでたべるスケソウダラ(0-200m)も魚の形は無くなっていますが、深海魚と言っていいでしょう。

水っぽかったり、骨が入り組んでいたりする場合もあるので、確認しながらですが・・・。

深海魚はどんな味?

エネルギーを節約することが、おいしさやマズさにつながる場合があります。

エネルギーを節約するために、なるべく動かないようにしたい!と工夫して、あぶらやアンモニアなどを蓄えて、ヒレを動かさないでも、沈んだり浮かび上がったりしないように「浮力」を調整しているものが多いです。

キンメダイの煮つけ・・・美味しいですよね。

ダイオウイカは浮力の調整のためにアンモニアを体の中に蓄えているため、美味しくないようです。匂いをうまく隠せば食べられるのでしょうが・・・。

食べられ・・・ない?深海魚

バラムツ(400-850m)やアブラソコムツ等のように、あぶらの中には人間が消化できないワックスエステル(ロウソクのロウ)が含まれる魚もいます。

食べると美味しいのですが、量によってはお尻から知らぬ間にあぶらが出てしまい、ピンチになる場合があるそうです。

・・・・海外では流通に問題がなく、シロマグロとして売られている事もあります。

お、珍しい!と頼んで2切れ食べましたが、あぶらが美味しく、翌日もトラブルはありませんでした。※食品衛生法により販売禁止で、市場には並ばないので安心してください。

 

深海魚を探して研究しよう!

色々な秘密がある深海魚。

獲りに行くのは大変ですが、実は身近に売られていたりします。

ホウボウやカナガシラ、キンメダイなど、普通にお店で売られています。探して、買ってみませんか?

まずは赤い色、大きい目が目印です!

もちろん、切り身ではなく頭付きの一尾で買わないと、深海魚の秘密は研究できませんよ!

どんな魚でも基本は一緒。最後は食べてしまいましょう。

「こちら」を参考に、包丁を使わないでもいいので、ラクに安全にチャレンジしてください!

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