ヌタウナギはウナギ?アナゴ?骨が無いのはなぜ??
ヌタウナギ・地穴子 見つけたらチャンス!食べるべき!
ウナギやアナゴと違う種類だけれど、同じ形なので、地アナゴ・アナゴ・ヌタウナギとも呼ばれるこの子は、背骨を持つ脊椎動物になったご先祖様。
無顎類と呼ばれるアゴがない仲間なので、骨がシッカリしていません。。
メニューに「地穴子焼き」とあり、気になって食べました。
塩焼きなのに唐揚げのようなサクッとした感じ。タコのようなイカのような旨味がぎっしり。
「これはウマイ!」と感動。給食に出たら、大人気間違いなし。というのも、美味しい上に骨が軟骨でポリポリと全て食べられるのです。
同じ無顎類であるヤツメウナギも似たような食感らしいので、これは食べてみたい!
スーパーで発見!
アナゴとして売られていました。持って帰りたい!
穴子にしてはちょっと小さいよなぁ・・・・。いい値段だけど、美味しいからね・・・。
アナゴはこんな感じ。
こいつらのシッポがどこからか気になったら「こちら」へ!
知ると見つかる街中のヌタウナギ!
気づいていなかっただけで、街中にしっかり書かれているということは人気なのですね。
でも、カワハギも気になる!
発見! ゲンゲの干物が売り切れなのは残念だけどイワガキで我慢しよう。
韓国で大人気!
2022年プサンにて。上段右の黄色札がアメリカ産、左の青札が韓国産。1Kgあたり2500円~5000円ぐらい。外側は特大でチョット値段が高い。
2014年。やはり活魚で流通。アメリカや日本からも活魚で運ばれるので、安くなくても人気だそうです。
↓目の前で動いていたヌタウナギ。熱が通れば料理完成!
↓煮凝りもあり、コチジャンで食べる!
知らない魚達は宝の山!
聞いたことがないだけで、美味しい魚は世の中にまだまだあります。
マグロやエビも美味しいけれど、地魚と呼ばれるような、その土地ならではの魚たちは、旅行のタイミングでしか食べられないことも多いので、見慣れないメニューがあったらチャレンジしてくださいね!
そんな未利用魚・低利用魚については「こちら」へ。
チャレンジする事で食生活が豊かになり、人が知らない分お得に買えるチャンスもあります!
というわけで・・・地元のお店に並んでいる魚で食べた事が無い魚たちがいたら、ぜひ食べてほしい。
例えば富山県のとあるスーパー。当日とれたミミイカやエビが・・・夕方に半額!
朝はきっと生きてたんじゃない?というイカ。色が変わる様子が見えたんだろうなぁ。
出張中でなければ、持って帰りたかった・・・。
ヌタウナギのヌタってなに??
ヌタウナギは身を守るためのトゲなどはありません。
が、代わりに粘液(ヌタ)を出して、それが捕食者のエラに入る事で身を守ります。
食べようとしたら、息ができなくなるコイツは・・・食べないようにしよう!と思わせる作戦です。
そのため、さばく前にこのヌタを取り去るのが大変!とのことです。
そういわれると、チャレンジしてみたくなりますね・・・。
「こちら」のページで楽しながら色々な魚をさばいて、楽しい食卓を囲んでください!