賞味期限と消費期限 魚は、いつまでお刺身大丈夫?
賞味期限とは
乾いているスルメイカや、サバの缶詰などのように傷みにくい食べ物のように、期限が切れたあとでもある程度は食べられる食品は、美味しく食べられる期限として「賞味期限」と呼びます。
以前は「何月何日まで」と詳しく書かれていましたが、賞味期限が過ぎたとしても、すぐに食べられなくなるわけではないので、3か月以上の賞味期限については、何日かまで書かないでもいいでしょう!月までで大丈夫ですよ!というルールに変わっています。
健康に影響がなければ、フードロスを考えるほうが大事!という世間の声が行政に届いた形です。
消費期限とは
牛乳やお肉、お寿司等傷みやすい食べ物は、消費期限が切れると安全に食べられなくなる可能性があるため、消費期限は年月日で示されます。
お刺し身などは、消費期限が切れた翌日に加熱して食べたりという工夫をする人もいますが、食べようと買ったけど冷蔵庫に保存したまま翌日になった場合と、食べようとお箸もつけてテーブルで4時間たってからでは、条件が違うので・・・・あくまでも自己責任で、になります。
半額の魚を冷凍するのはあり?消費期限切れるけど・・・。
お店の人に聞いても、当然ながら「消費期限内でお願いします」としか答えてくれません。
というわけで「自己責任」にはなりますが、根拠がある考えかたであれば、限りなく安全に、生活の知恵として楽しめる方法を紹介します。「こちら」
魚は?
魚の場合は傷みやすいので消費期限が付いています。お刺身とかお寿司とか。
でも、加工された缶詰や、冷凍魚は賞味期限です。
鮮魚(丸魚)は、土のついたジャガイモと同じ考え方なのでどちらもついていません。
お店でも「なるべく早くね!」ぐらいしか言ってもらえません。
自分で見極めるしかなく、経験を積むしかないのですが、どう考えればいいかお伝えします。
丸魚の場合
丸魚・鮮魚の場合は海で獲られてからずっと0度近くで保存されていれば、魚の種類や大きさにもよりますが、1-2週間経ってもお刺身で食べられる場合もあります。
お店で見かけるのは数日たっている状態が多いので、さばいて内臓を見てプルンとしているか、エラが赤いか等のポイントを見ます。まずは自宅に持ち帰るまでしっかり冷やすこと、そして、なるべく早く内臓を取り去るのが重要です。その後は、丸魚も切り身も同じような考え方で保管します。
切り身の場合
水分は生臭さの原因になり、菌が増える原因になるので、なるべく吸い取る事が重要です。
切り身であれば凍っていても直ぐに火が通るので、凍らせてしまってもいいでしょう。
※魚の保存方法
保存方法のコツは「こちら」からどうぞ!魚の加工品を扱った経験も盛り込んでいて。家庭で絶対役立ちます。お安く魚を食べるヒントになる事間違いなし。
刺身の消費期限
刺身になっている状態であれば、書いてある消費期限を参考に。
自分でさばいた場合は、消費期限はついていないので、自分で判断する必要があります。
鮮度が良ければ2-3日ぐらいは大丈夫ですが、状況にもよるので、初心者は早めに食べきったり、上手に保存しましょう。
自分でチャレンジする場合は最初は鮮度のブレが少ない養殖魚のタイ(生簀から出してすぐに〆て氷漬けになっている)がおススメです。
養殖の鯛で刺身にできる身質を見て、慣れてきたら、天然魚にチャレンジ!
考え方は以下の動画でどうぞ!
缶詰は古い方がウマイ?期限が切れても食べられる理由とは?はこちら!
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