鯛のカブトが狙い目! お魚売り場でお得な魚
鯛の頭、カブトが安くて美味しい!
年末にかけてお刺し身が売れます。それに比例して頭も出てきやすくなります。
4つで300円。重さはずっしり900g!
ブリは頭と骨を落としたフィレの状態で運ばれますが、タイは一尾で届いてスーパーで捌かれるためタイの頭はこの時期出てきやすくなるので狙い目です。
地元でライバルが増えると、400円等に値段が上がりますが、それでも私は買っちゃうだろうなぁ・・・。
鯛の頭の食べ方
煮付けとか色々ありますが。ダントツに簡単で美味しいのは、塩焼きです。
その前に・・・手前は鼻の穴が二つ。奥が一つ。両方養殖ですが、養殖鯛は奥のようにつながってしまう事があるのです。天然養殖の違いなど含めて詳しくは「こちら」
オススメダントツ一位!鯛の兜 塩焼き
ウロコは焼いてパリパリにすれば食べれます。
ザッと水で流して、血合いぐらいは取りますか・・・。
家なら、シンクをゴシゴシ洗っていたら魚をそのままドスッと置いても大丈夫ですよね。
ザット洗ったら、アルミ箔の上で焼きましょう。ヒレは焦げるので切っておくのがおススメ。
弱火で10分程度。スダチは色合いで置いてみました。
ウロコもうまく焼けたので、ポリポリ食べながら、骨以外はすべて食べます。
250gぐらいの頭で、残った骨は70gぐらい。ボリュームたっぷり!
最後はアルミホイルに包んでポイっ。
脱線。タイノタイを見つけよう!
ムナビレが付いている根元の骨がタイノタイと呼ばれる魚の形をした骨です。
元はこんな感じでカマにくっついているので探してください。
他の魚にもあり、マグロのカマを食べると・・・「マグロのマグロ」が見つかります。
2 鯛のカブト 煮付け
ウロコを落として、水でザット流して、煮付け!も美味しいです。
お湯で流してからだと、ウロコが取りやすく飛び散りにくくなります。
↓見た目は悪いが、食べやすさのために。
↓端のウロコは指で引っ張って取ったり。
↓カマは大きいのでねじって分離。
味付けは各家庭の味で。ショウガや醤油があってもいいし、塩だけでも美味しい。
アクをとって完成。
ご飯と一緒に雑炊風にする楽しみ方も。
ウロコと骨がお米に混ざらないようにうまく食べるのです。
脱線。緑色になっているけれど、腐っちゃってない??
胆のう(苦玉)の色が身に移っている場合があります。
腐っているわけではないので食べても大丈夫です「こちら」。
カブトが食べきれなかったらどうする?保管方法は?
養殖の頭の場合、お隣はお刺し身用途で運ばれてきているので鮮度は十分。
熱を通す目的なら数日は大丈夫。
余ったり食べきれなかったら、いくつかは冷凍しましょう。
養殖の鯛は脂乗りが良くて酸化しやすいですが、1週間ぐらいなら冷凍保存でも大丈夫です。
焼く場合は食べる前に2-3分流水解凍してから。中が凍っている場合は弱火で5分、火を止めて5分後ぐらいで余熱で中まで火を通してもいいですね。
煮付けの場合は凍ったまま鍋に入れて大丈夫です。
より詳しい魚の保存方法は「こちら」
不完全燃焼!他の魚でしっかりさばきたい方は、「こちら」から!


















