「モウカザメ」を食べる!レシピいらずの隠れた人気食材!

骨がない!栄養豊富!なにより安くて美味しい!!何拍子もそろった魚!

最近スーパーの鮮魚売り場で「モウカザメ」という切り身を見かけませんでしたか?

「メカジキみたいな切り身があるけど?」「これってサメ?臭くないの?美味しいの?」って気になりますよね。

モウカザメのフライは我が家の2歳の娘も大好物です!他のおかずをそっちのけで夢中に食べます。

どうやって食べればいいの?

調理方法はちょ~簡単!レシピなんていりません。

特徴は、くせがない味!加熱するとフワフワになる!細かい硬い骨がない

魚というよりも鶏むね肉(だけどフワフワ)をイメージしてもらうとレシピの幅が広がります。

【茹でる】

茹でてほぐしただけ。サラダがおすすめ!鶏肉よりも柔らかくて子供でも食べやすいですよ。

【焼く】

好みの味付けで焼くだけ!我が家では甘辛いニンニク醬油が人気です。

【揚げる】

衣をつけてあげるだけ!うちの子はケチャップをつけるのが大好きです。

骨がない?

サメは軟骨魚類と呼ばれ、骨格は軟らかい骨でできており、一般的な魚に共通する硬い小骨を気にしなくていいんです。なので子供にも安心して食べさせられるんです。

低カロリー高たんぱく質で栄養豊富!

低カロリー高たんぱくというとじゃあ鶏肉と一緒じゃんと思われるかもしれませんが、以下の栄養素が豊富に含まれるのが特徴です。

鉄分    切り身が淡いピンク色なのが証拠(マグロやカツオのように赤っぽい身=鉄分)

DHA・EPA特にDHAはカツオやサワラなどと同じぐらい含んでいます。

ビタミンB6、B12疲労回復や貧血予防

値段がお手頃

スーパーで100gあたり100円前後と日常の食事にも使いやすい価格帯です。なんで他の魚の半額ぐらいなの?訳ありなの?と少し気になりますよね。

答えは簡単、知名度がないだけ!本当は美味しいのに「サメ=臭い」とか「食べ方がわからない」から買う人が少ないんです。

サメって臭くないの?

「サメ=臭い」というイメージが広がっていますが…切り身を買って臭いを嗅いでみてください。全然臭くありません。むしろ普通の魚の方が潮の香りがすると思います。

冷蔵保存(4~5℃)の場合、買ってきてから4~5日ほどは全然臭いは気になりません。(当然食べれます。)それ以降、少しずつ臭いが出てくるかな程度です。

サメ肉は様々なところで研究されており、冷蔵(4℃)状態で10日ほど経過すると顕著にアンモニア臭を発することが報告されています。が、10日もそのままの状態で置いておけば他の魚だって臭いますよね。

なぜ「サメ=臭い」というイメージがついたの?(少し難しいのでとばしてOK)

ポイントは「尿素→アンモニア(異臭)」

サメ肉は尿素という成分が多く含まれており、これが温度条件と時間経過によりアンモニアに変わり異臭を放つようになります。

一方で尿素を多く含むことで、食中毒の原因となるヒスタミンが生成されにくいことや微生物による腐敗が遅くなることがわかっています。そのため、冷蔵技術がない時代には一般的な魚よりも流通させやすく、古くからサメが食文化になっている地域をみてみると、栃木県(宇都宮市)や広島県(三次市、庄原市)などの内陸の地域が多いです。おもしろいですよね。

尿素のおかげで常温状態でも腐敗しづらい特徴がある一方で、アンモニア臭は時間の経過とともに増加するため、当時は多少臭いがするものが流通し、普通に食べられていたと思われます。そのため、「サメ=臭い」というイメージが残っているんでしょう。

給食でも使われ始めている

小骨がなく、栄養価が高く、価格も割安のため給食食材の救世主になってます。キューブ上にカットして納品。甘辛い味付けで角煮みたいに調理しているのかな。竜田揚げなどでも食べられています。

モウカザメを食べて地域を応援しよう!

日本では宮城県の気仙沼を中心として東北地方で水揚げされています。

まぐろはえ縄漁業で7割、その他は流し網漁業等で漁獲され、国内のサメ漁獲量の3割程度を占めます。(6~7割はヨシキリザメ)

ヒレはフカヒレとして価値が高いですが、一方で身は地元ですり身などに加工されますが、まだまだ知名度が低く値段が安いのが現状です。せっかく獲れても値段が安いと漁師さんはやる気がでないですよね。(消費者は嬉しいですが)

みんなで食べて、全国区の人気食材に押し上げましょう!

気仙沼とサメのお話は【こちら】豊海おさかなミュージアムHPも参考にどうぞ。

 

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サメぬりえ【こちら】

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