魚市場で魚を買いたい! プロを邪魔をしない方法は?
プロ向けの魚市場で魚を買いたい!
市場やお店によって考え方は違いますが、基本は鮮魚を扱う時間が勝負のプロ向け。
アジを一匹単位で買う世界ではなく、箱、Kg単位の売買です。
市場開放デーやイベントなどで一般の方も来てください!という日もありますし、日常的に丁寧に教えてくれるお店もあります。
市場や漁港で買える場合も
一般の人も邪魔にならなければ市場のお店も受け入れやすくなるはずなのです。
市場の中で邪魔にならないように幾つか心構えをご紹介。
お客様は神様ではなく対等な立場です。俺は客だ!金払えばいいんだろ!という方は、市場に限らずいいお客さんではありません。
・買う覚悟を持っていく。
観光地ではなく、仕事をする場所です。5000円ぐらいを握りしめて、初めての魚と会えるか緊張しながら向いましょう。
・周囲を見ながら、サクサク歩く
買わないのに写真撮影のために道をふさいでしまうのは問題外。
常に周囲を見て、後ろから足早に迫ってくる人がいたら、追い付かれないように早く歩くか、道をゆずりましょう。
人なら蹴とばされる程度でも、ターレ、フォークリフトは遅く見えても力が強いので触れただけで大事故につながります。
・値切らない
「市場≒値切る」という印象は誤りです。スーパーのアジの方が安い!と思ったら、そちらへどうぞ。
専門店の値段に納得できないのは、その魚の経緯を知らないだけ。
釣りモノは手間も鮮度も違う。あぶらのノリがいい地域のアジをそろえているのに「高い」等と言い始める人の相手は時間の無駄です。勉強して出直しましょう。
イイモノはお金を出さないと買えません。情報はタダではないので、おすすめは勉強代として買ってみる事。「こちら」の鮮魚店の説明もどうぞ。
・お釣りが少なくなるように
数百円の一匹に一万円出されたら・・・小銭を準備するのも一手間です。
スーパーと違って顔を覚えられています。
・写真撮影含めて一言添える。
一見さんお断りのお店もあるので、その場合はご縁が無いと潔く諦めましょう。
「初めてでわからなくてすみませんが、一本買えますか?」「ありがとうございます!」等は基本です。
ずいぶん昔ですが、「赤魚が700円/Kg!安いですね」、「14Kg入りの箱だヨ」、「失礼しました!」と逃げ帰った事がありました。
写真も「撮っていいですか」?とお店の人に聞きましょう。その店で買ってからだとOKな傾向はありますが、当然ながら「ダメ。」「やだ。」と言われる事も。
ご縁が無いと思って「すみません」で去る、ですかね。
※これらはあくまで一個人の経験です。
お魚屋さんは市場よりも丁寧に教えてくれるお店がほとんどです。
町のお魚屋さんで様子を見てからでもいいですね。
服装や持ち物、入場する時
・清潔で汚れてもいい服装で。食品を扱っている場所ですが、魚やイカが水を飛ばすことも。
・手洗い場所でしっかり手を洗う事。
・ハンカチやてぬぐい:ホイッと魚を手渡される事は無いでしょうが、手が濡れることも。
・長い髪の毛をフワフワさせながら歩かない。魚の水が髪に付くのはいいとして、魚の上に髪の毛が落ちたりするのは迷惑なので結びましょう。
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