海の恵み「魚」を取り続けると減ります。魚をずっと食べていくために、
地球環境を考えている工夫とは?

ウナギを守るには?

ウナギが減っている理由

獲りすぎ(食べすぎ)で絶滅しそう!と言われていますが、減る理由は他にもあります。

・住む場所が無い

ウナギは砂利に潜って生活していますが・・・川を護岸して水が流れやすくなると、砂利がなくなります。

隠れる場所がないと、鳥などに食べられて生き残りにくくなります😢。

「石倉カゴ」を設置してウナギの住処やうなぎの餌の隠れ家を作っている地域もあります。

・餌がない

雨上がりに川に落ちてくるミミズが主なエサです!神戸大学の研究は「こちら!」

川岸を護岸するとミミズが落ちてこなくなるので、成長に時間がかかります。栄養が足りなくなったり、成長に時間がかかるために親になる前に天敵に食べられる可能性も高まります。

⇒というわけで護岸をなくしましょう!・・・と言える人は、なかなかいないですよね。

ウナギと人の生活・・・どちらが大切か。人の生活と答える人が多いと思います。

・温暖化で潮の流れが変わった・・・

今まで流れ着いていた場所と違うところにシラスウナギがたどり着いたり、たどり着けずに死んでしまうと、生き残りにくくなります。

ウナギを守る技術への期待

というわけで、完全養殖への期待が高まっています。(完全養殖は「こちら」から)

現在ウナギは、小さいウナギ(シラスウナギ)を捕まえて、大きくする「畜養」で食べるサイズまで育ていますが、完全養殖にすることで、シラスウナギ資源に影響を与えずに人が食べる事につながります。

ウナギの養殖が難しい理由

・つい最近までウナギがどこで生まれているかわからなかった!

日本から3000Km離れたマリアナ海溝で卵を産むことが2009年に発見されました。

・死にやすい仔魚の時期が長い!

魚は、卵⇒仔魚(シギョ)⇒稚魚(チギョ)の順に大きくなりますが、ほとんどの魚は仔魚時代が1か月以内。

ウナギの仔魚時代の期間は・・・天然で100-160日、養殖では150-400日(平均250日)。

仔魚のレプトセファルス時代に長い時間海を漂いながら過ごす生き方が関係しているようです)。

・日本で養殖されている数がとてつもない!

2021年現在、日本の養殖場で育てられるシラスウナギは(池入れ数量)は21.7トン。

一匹のシラスウナギが0.2g程度なので、一億匹!

クロマグロやタイなどの他の養殖魚では考えられないほどの稚魚が必要です。

そのため、卵⇒大人⇒卵の完全養殖技術は確立し、仔魚の生き残る確率もどんどん上がっていますので、期待しましょう。

ウナギは食べていい?

クロマグロも完全養殖技術が確立してから身近な魚になりました。

美味しいウナギも同様に、人間の知恵を利用しながら心配せずに食べられるようになるように、研究者も水産関係者も頑張っているところです。どんどん食べて!とは言いにくい状態ですが、たまには食べて頂きタイです。

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