殻付きホタテのさばき方! BBQでホタテを食べる時の必殺技
バーベキューでホタテを美味しく、こぼさず食べる裏ワザ
いい香りがしてきたホタテからツユが流れ落ちる音、ショックですよね。
これ、避けられます。
ホタテ焼き方 上下があるのか?
ホタテに上下はあるけれど、BBQでひっくり返ってしまうのは焼き方の問題ではありません。
貝が開く理由は蝶番。詳しくは「こちら」ホタテは貝柱が貝を閉じています。
熱をかけると貝柱が縮んで、貝から外れることで貝が開きます。
そのため、熱が当たっている下側の貝柱が常に外れて、貝殻の上側に身が付いたまま、バランスを崩してひっくり返って「ジュー」という音の悲劇が起きます。
というわけで、貝柱の下処理が必要です。
ホタテを焼く時は先に貝柱をはがしておく!
焼く前に貝柱をはがしてから焼けば「ジュー」は発生しません。
スプーンでカリカリっと取って、ホタテの殻のくぼみが深い方を下にして、浅い方をフタにして焼きます。
網の上で火が通ってきたらホタテの身を裏返して、もう少し焼けばスマートです。
え?さばき方がわからない??ご安心を!
ホタテをさばいてみよう!稚貝で練習
稚貝の貝を上下に広げながら、スプーンやステーキ用のナイフで、貝殻と身の間を殻に沿うように少しずつカリカリすると、貝柱が殻からきれいに外れます。
こんな感じでパカっと開きます。
右側もカリカリすると殻から身が外れます。
ホタテをさばいてみよう!大きいホタテの場合
うむ。リッパ!
こっちは隙間なし。
こっちは隙間アリ!(閉じた時にこの隙間から水が出て、ホタテは泳ぐのだ!)
この隙間からスプーンやナイフを貝殻に沿って当てると・・・・
開きました。貝柱だけを「切る」というよりは「はがす」感じでチャレンジしてみてください。
一回でスパッとではなく、少しずつです。反対側もカリカリ剥がせばポロっと外れます。
ハマグリは網の上でBBQできる?どうする?
ピタッと閉じていて、ホタテのように隙間が無いハマグリ。
ホタテ同様、熱をかけると下側の貝柱が取れて身は上側に付き、バランスを崩してジューっとこぼれてしまいます。
一手間ですが、先に蒸してしまって開けて殻を割ってから貝殻に載せたほうがスマートではあります。
風情はないですが・・・。
そのうち写真付きで紹介しますね。
ホタテのウロはどうする?
たまに食べるぐらいなら大丈夫ですが、心配な方は避けたほうがいいでしょう
ホタテのウロは「貝毒」がある場合があります(定期的に海でチェックされているので普通は大丈夫ですが)。
また、カドミウムがウロだけに貯まるため、心配な人は避けたほうがいいでしょう。
(たくさん食べなければ大丈夫!稚貝なら少ないから大丈夫!と食べる人もいます)。
刺身で食べたいホタテ!
殻付きホタテは大体生きています。そんな鮮度バッチリカラホなら、刺身も簡単!
チャレンジしたい人は「こちら」から!
色々な魚介類のさばくコツは「こちら」で。
家庭での調理は誰も見てません。ラクチンに考えて美味しい魚を食べてくださいね。