すだて遊び・すだて漁体験で、江戸前を楽しめ!@木更津

すだて漁とは?

自然の力を利用した漁で、干潟に網を仕掛け、潮が満ちるとともに魚が網に入り、潮が引くタイミングで魚が網の中に残るという伝統漁法で定置網に近いです。潮が引いたタイミングで体験できるのが「すだて遊び」、「すだて漁体験」なのです。

↑潮が引き始めているタイミングに、すだて網に船で向かいます。

網に海草が付いているから、ここまで水が来ていた事がわかりますね。

フナ乗り場に置いてあった竹。中は空洞で、右側が砂に埋まっていたのでしょう。

魚だけではなく、ジロジロと周りをみて普段見れないモノ・コトを楽しみましょう。

魚を獲るぞ!

潮が引くと、水深50cmぐらいになり、歩けるようになります。

いざ!魚が泳いでいるうちに網ですくい獲りに!

↑魚はこの奥の金網の狭い20センチぐらいの隙間から入って、↓ここに入って出られなくなるのです。

水の中は見えにくいけれど、二人で両側からうまく追い立てると・・・

クロダイ(チヌ)が網に入った!トゲがスゴイ!

釣り用のフィッシュグリップを持って行ったので、しっかり観察できました。これはおススメ。

生きている時の姿は普通はナカナカ見れるものではありません。当たり前だけれど、魚は動きます。

でも、もし跳ねて逃げても、すだての中ならまた捕まえられるのも嬉しい!

どんな魚が獲れるの?

 東京湾だから、江戸前の魚が獲れるヨ!

 季節によっても変わるから海に聞いてくれ!

・・・とごまかすと怒られそうなので、5か月にわたってチェックする事にしました。

4月 フグの季節! 水が冷たい。濡れないように恐る恐る。

ヒガンフグ(関東ではアカメフグ)がいました。

ゆっくり泳ぐので沢山網に入るけど、重くて持ち上げられず。転ぶなよ!絶対転ぶなよ!

餌をバリバリ砕く口には噛まれぬように!

フグをさばく免許がある船長さんがさばいてくれたのが、うれしい!

 

メバル:もういないと皆が外に出たタイミングで隅に2匹の隠れ上手を発見。刺身。

↓江戸前を代表するスズキ。 背びれとエラ蓋のトゲに注意。ムニエル。

↓コノシロ君(コハダとも)。キレイ。獲るだけでなく色も形も見て欲しい。酢締めで刺身。

ウシノシタ(シタビラメ):確かに舌(ベロ)みたい。 ムニエル。

拡大すると・・・怖いようなカワイイような・・・・。

ドチザメ:東京湾でよく見られるサメ。刺身、煮付け。

サメを食べてみよう!は「こちら」から。

ラクに魚をさばく、楽に魚を保存するには?

いろいろな種類の魚・・・持って帰ると処理が大変ダヨ!という方に朗報!

↑こんな感じでも怪我せず楽な方法を「こちら」からご紹介!

冷凍や冷蔵もチョット工夫するだけで長持ちします。

 

魚さばきのケガの7割はトゲで、包丁ではないのです。

ということで、ハサミでトゲを切ってからおなかを切れば超ラクチンですよ!

クロダイは・・・こうなりました!シリビレのトゲは、太すぎるので先だけ切りケガ防止。

鯛の塩焼きはヒレは必要でも、小魚の塩焼きはヒレから焦げるし、ヒレが邪魔な煮付けにヒレは不要!

鮮度がいいからこそ楽しめる・・・時間が経つと旨味が増えていく様子も楽しむには・・・「こちら」からチョット勉強してみてもいいですね。

潮が引いてたら・・・船は動けない。

魚で満足しているうちに、潮が引き、帰れないので満ちるまでは潮干狩り時間を楽しみます。

↑アマモがある場所もあれば、砂地もあります。

砂地を中心にカガミガイ、サルボウ、バカガイ、ツメタガイ、マテガイ、アカニシガイを取っている人もいました。

↑カガミガイ。ジャリジャリの砂肝をとる事。

他にも東京湾で獲れる江戸前の貝は「こちら」にまとめました。

 

この日は日差しが出て暖かい一日でしたが、4月は雨が降って風が吹くと、まだまだ寒い季節です。

漁師さんが大変なんだなぁということもわかりますね。

すだて漁の申し込み方

潮が引く4-8月の期間限定です。「こちら」からどうぞ。紹介したのは「すだて実三丸(ジツサンマル)」さんです。

初心者や小さなお子さん釣れの場合は、潮見表を見て、潮がよく引く大潮のタイミングをおすすめします。

船が出たら帰れません。濡れると寒い時期は着替え必須。

そして、胴長を借りたとしても濡れないように小さいお子さんが転ばないように手を繋ぎましょう。

夏は水着で思う存分遊ぶ!のもいいですね。水鉄砲があってもgood!

 

で、毎月参加してみたら、こんなのが取れた!という報告を挙げていきます。

あくまでも月に一度なので、翌日は別の魚が取れていたり・・という可能性も。

何となく季節を感じることはできるかな?

同じ場所で違う魚が獲れるのは不思議なような当たり前のような・・・。

5月 まだ水は冷たい。

コウイカ(カミナリイカ):腕が引っ付く! 刺身!

触って遊んでいるとスミが飛んできます。おわかりになるだろうか?

ギマ:トゲが3本カッコイイ。ヒレがヌルヌル。カワハギのように皮をめくって刺身。

ボラ:愛くるしい。刺身で。

シマイサキ:逃げ足速い。塩焼き。

アジ:小ぶりだけど・・カワイイ。刺身!当日だと硬い触感がウマイ。

ダツ:塩焼き!骨が青いので面白い。

6月 カニとイカが出始めました。

イシガニ:味噌汁

ワタリガニ:蒸して剥いて食べる!

イシモチ(ぐち):大きな石(耳石)を持っている。 煮付け!

クルマエビ:泥に隠れていました。やっぱりいるんだ!と感動。嬉しくて、その場で刺身!

アオリイカ(左) シリヤケイカ(中央) コウイカ(右) 刺身!

マダコ:チビタコが8匹ぐらい見つかりました。浅瀬だと手で獲れる。墨を吐かせた後は、小さいので逃がす!

オマケ編。貝殻に隠れているかわいい子も。 可愛いのでこのままソーっと置く!

7月 魚の種類が増え、カニの数が増えました。

アマモを網ですくうと、小さなイカが。ヒメイカかしら?一網で数匹獲れます。逃がすとアマモの中に逃げていく。「海のゆりかご」の名の通りですね。

イワシ : こいつらを食ってサワラが太る! 蒲焼き!

サヨリ : ダツに似てるけれどそこまで怖くない。塩焼き!

ウミタナゴ: 塩焼き!

キス :天ぷらにしたいけど面倒なので塩焼き!

カンパチ:小さいけど刺身?

ヒラマサ:小さいけど塩焼き?

コショウダイ:模様がオシャレ。塩焼き!

イシガレイ:たしかに石が見える!40センチぐらいの大物!

ツバクロエイ:しっぽがキュート。小さいけれど試しに食べてみようと実験中。

シロザメ:ドチザメにしては細長い??ウーム、難しいなぁ。

他:卵を持ったガザミも。増えろ~~とオマジナイをして逃がす!

8月に続く!

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