物価高の味方!イナダ(ブリ)を一尾食べ尽くそう!お手軽レシピ

 安い魚でOK!どんな魚でもできる超簡単レシピを紹介します!

①漬け、②なめろう、③炊かずめし の3種を覚えよう!

一年を通してスーパーの鮮魚売り場等にならび、比較的値段が安く家計の味方となる魚があります。

イナダ!!イナダとは出世魚であるブリの小さいサイズの呼び名になります。

出世魚とは[こちら]

近所の魚屋で60cmほどのイナダが1尾1,000円で売っていたので、これは安いっ!と購入。お刺身にしたら10人前以上になりますが、全てお刺身だと飽きてしまいますよね。一日で食べ尽くすのも大変!

そこで、①漬け、②なめろう、③炊かずめしの3種の食べ方と冷凍保存の方法を教えちゃいます!(ページ中盤より)

1尾丸ごと買うと、頭や骨でアラ汁やカマの塩焼きも作れるのでオススメ!

ですが、まだ捌くのが苦手だったり、毎日のご飯作りに時間をかけられない!っていう方も大勢いると思います。我が家もちびちゃんがいるので気持ちはわかります!そんな場合はお店に捌いてもらったり、刺身用のサクを買って試してみても全然OKですよ。

まずは、できるところからチャレンジしてみてください!

アラ汁については[こちら]で紹介しています。

サクまでさばいてみよう!

さばき方の詳細は[こちら]でご紹介してます

サクからスタートの人はここはスキップしちゃってOK

おしりの穴(肛門)からお腹を開くときれいな内臓がチラリ

胸びれと腹びれを結んだラインに両側から包丁を入れ、最後の背骨は頭と胴体を持って少し力を入れてひねると意外と簡単にはずれます。太い骨を包丁で切るコツは[こちら]

鮮度がいいとこんなに綺麗な内臓がとれます。エラから肛門まで内臓が繋がっていることがわかるので、観察してもおもしろいですよ~エラの下にある心臓は後で食べちゃいます。

アジと全く同じさばき方で三枚におろして、サクまでしちゃいましょう。

ここまでさばいたご褒美として、少しお刺身でつまみ食いしちゃってもいいですよ!笑

①漬けを作る

①サクを刺身に切る。(自分の食べたい大きさ、形でOK)

②醤油と味醂を混ぜる。(まず醤油を入れて、味醂を足していくと徐々にしょっぱさがまろやかになっていくので、味見しながら自分の好みの分量で調整してください。)

③刺身を②に入れて、30分ほど漬けて完成!(漬ける時間は目安です)

最後にすりごまをかけても美味しいですよ。翌日に食べる場合は、漬け汁は捨てておくと漬かり過ぎず生臭さもありません。

②なめろうを作る

①サクから身を細かく切ります。(どんな大きさでも形が汚くなっても問題ありません!)

②お好みの薬味をみじん切りにします。(長ネギ、大葉、生姜、ミョウガ、新玉ねぎなど)

③味噌と①と②を合わせて、包丁で身がお好みの大きさになるまでバンバン叩いて(切って)完成!

お皿に盛りつけるとこんな感じ!どんぶり飯の上に豪快に盛り付けてもいいですよ!

②炊かず飯を作る

①ご飯をきも~ち少なめのお水で炊く(最後に魚と薬味を入れた時に少し水分が出るため)

②サク一面にたっぷり塩を振って30分ほどおきます。(後で洗い流すので、適当で!時間も1時間とかでも大丈夫です。)

③その間に、なめろうと同様に入れたい薬味を切っておきましょう。

④30分たったらサクの塩を流水で洗い流して、キチンペーパーで水気を取り、サイコロ状に細かく切っておきます。

⑤ご飯が炊きあがったら、魚と薬味を入れて混ぜたら、ふたを占めて保温で10分ほどおいたら完成!

入れる魚はタイなどの白身魚でもとっても美味しく、前日のお刺身で残った部分や、しっぽ近くの筋が多い部分でも十分美味しくできます!チャーハンに入っているベーコンみたいな感じで魚の塩気がアクセントになり、魚の旨味をしっかり味わえるイチオシメニューです!

冷凍方法

漬けは汁ごと、なめろうはそのままチャック袋に入れて、できるだけ空気を抜いて冷凍しましょう。

解凍するときは流水で10分ぐらいで解凍できちゃうので、時間がないときの夕食に大活躍します!

冷凍方法をもっと知りたい方は[こちら]

番外編 心臓を食べる!

エラが鮮やかな赤色で、内臓も形が崩れていないほどとっても新鮮な魚だったので、おっこれは心臓も生で食べれちゃうな!とゴマ油と塩で和えたら、ん~最高!

実はマグロやサメの心臓もとっても美味しいんですよ[こちら]

今回ご紹介した3種のレシピは、イナダだけでなく、タイなどの白身魚やマグロやカツオなどスーパーで売っているお刺身用の魚でできちゃうので、ぜひ覚えてほしいです!

もっとブリについて知りたい方はこちらもどうぞ↓↓

天然ブリの旬は冬?ブリの産地と旬
寒い時期の魚に脂がのる理由は? 寒鰤(ブリ)がうまい!

 

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