海業(うみぎょう)とは? 海を中心に地域経済を元気にする!

海業とは?

水産、観光、飲食業など、海に関係する地域資源を生かす産業です。

港町でせっかく新鮮な魚が獲れても、一般の人が食べるお店が無いと食べる事ができない。

海で漁業を見学したくても、漁師さんの協力が無ければ海に出る事はできません。

海に出るのが本業の漁師さんが人を集めるのはナカナカ難しい。その場合は、その地を訪れる人を増やす・引き留める観光に強い人の力が必要です。

 

魚を食べる人が集まればその場所で飲食店を開いて生活できるようになります。

そのようなことから、最終的に、浜に地域循環型の経済がうまく回るように、つまりは地域の中で協力し合って人が集まり活気が出るように、海業振興が考えられ始めているのです。

どんな海業があるの?

地域、漁法によって様々な漁業体験があり、実際に定置網を引っ張る体験もあれば、船に乗って見学というものもあります。

漁業体験ツアー

「ホタルイカ海上観光」

朝早く起きて、船に乗って見学します。

見るだけ?つまらない??イエイエ。15秒も手を付けていられない冷たい海に落ちたら大変。

光るホタルイカを見るだけでもすごい体験で感動します。

これが全部ホタルイカ。一カゴ50Kg!漁が終わってもまだ朝早く暗いうちにこのように運ばれます。

大変さは実際に見てみないとナカナカわかりません。

何よりも、我々のために働いている姿はカッコイイ!

「トビウオすくい体験」

光に集まるトビウオを網ですくいます。飛んでいるトビウオをキャッチする猛者も。

取ったトビウオは羽がキレイ。自宅でさばく前についつい見とれてしまいます。

「カツオ ワラ焼き体験」

バーナーで炙った香りと違うワラ焼きの香りが楽しめます。

一瞬で燃え上がるワラの炎の熱さに驚くハズです。

「すだて漁」

潮が満ちている時に網の中に入った魚。

潮が引くと網ですくえます。潮が満ちるまで船が出れないので、潮干狩りも楽しめます。

季節や天気によって魚の種類も変わって楽しい!

ご当地検定

移動や宿泊が伴う移動は、その地の経済を元気にする効果、参加者が旅行気分で様々な知識を得ることにつながります。

「ご当地検定:枕崎カツオマイスター」

何のための薪か・・・。大好きな人にはこれを見るだけで思い出になります。

 

漁師さんにとって・・・体験活動は手間?面倒?

漁師さんは、魚を獲って売らないとお金になりませんが、体験したい人にとっては船に乗るだけでも満足だったり、魚が獲れない事も自然を感じるコトにつながります。

網や漁具を見せてもらうことが好きな人の場合は、天気が悪くて漁に出れない日でも体験ができます。

生きているアジを見たことがある人は少ないので、それを触れさせて焼いて食べるだけでも最高の思い出になります。

 

そして・・・漁師に興味があって、ちょっと体験したいけど、漁師さんに頼むとその後の勧誘がチョット心配!でも、お金を払って体験してみるなら気軽に申し込める!(それが漁師さんになりたい!につながればウレシイですね!)。

漁業体験して、漁師になりたい気持ちがさらに高まれば・・・漁師さんや地域の元気につながります。

 

各地にイイモノはたくさんありますし、その場でしか食べられない魚も沢山います。

無くなってしまうとゼロから作り出すことは大変なので、各地で元気になる取り組みが考えられ始めているのです。

これからチャレンジする人向けの、水産庁による支援は「こちら」から

「地域おこし協力隊」で水産に関するお仕事を考えている人も沢山いますヨ。

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