潮干狩り 貝の砂抜き方法決定版!
砂抜きを簡単に。潮干狩り中のコツ
砂から出した瞬間が一番元気で、徐々に弱っていく貝。
エラなど体内に入っている砂は、動いたり呼吸するうちに排出されます。
砂がある状態で貝が動き回ると、排出された砂がまた体内に入るので、潮干狩り中は常にキレイな海水に取り換えて、小まめに砂を無くしましょう。
網でたまに洗いながらバケツに入れることで、持ち帰る砂の量は少なくなります。
持ち帰ったアサリは「生きていた場所の水温で、暗い場所に静かに置いて呼吸させて体から砂を出し、砂をもう一度吸い込まないようにザルの上で砂抜きする」のがコツです。
ただ、この方法で砂抜きできる貝もいれば、砂抜きに時間がかかりすぎる貝もいます。
一例を紹介するので、どのようにするのが良いか、参考にしてみてください!
即冷凍で解凍後に洗い流す
貝柱の筋肉で殻を閉じている貝。冷凍すると貝柱から力が抜けて開きます。
これを利用して、新鮮なうちに冷凍。解凍して貝殻を広げて水で砂を流す方法です。
「マテガイ」 旨味が強いので是非食べたい!
砂がほぼ確実に取れるので、ネギと炒めたりできるのが嬉しい方法です。
体内に砂袋があるので解体が必要な貝
ホンビノスに似ているけれど、カガミガイは要注意!
ゆでてばらして、砂袋を取り去る以外ありません!
粘膜のぬめりに砂が付いているので、何度も揉み洗いする場合
ゆでて貝殻から取り出して、揉み洗い。
「ツメタガイ」 殻で手を切らぬよう軍手推奨。食べ応えあり!
ゆでても砂が出てくるので、剥いて揉み洗い!
「アカニシ」 ツメタガイ同様にさばいてからがおススメ。
それでもジャリッとする食感の正体
「こちら」で詳しく説明しているように、真珠の可能性があります。
真珠は体内に埋まっているので、砂抜き方法ではとれません。
口に出してみると丸い形が見える事も。
潮干狩りで悩む、開いている貝、開かない貝は食べていいか問題
基本は、死んでいる貝は食べない!しっかり熱を通す!です。
少し難しいですが、それでもたべたくなるぐらい美味しい貝!
安心して食べてくださいね!