全国の栄養士・教員対象 自宅でクジラ料理!クジラを知って給食で提供したい!

全国の栄養士・教員対象 「自宅でクジラ料理!クジラを知って給食で提供したい!」

クジラの楽しさ・おいしさを栄養士さん、学校の先生に知ってもらい、児童に提供するアプローチ方法を考えてもらうプログラムで、約400名を目標に無償で実施します。

愛情込めて考えられて作られて、全国の児童の健康を守っている給食が、より楽しめる場になるようになれば幸いです(我が家の息子8歳は、そらまめ以外の給食は競って残さず食べるようですが、家では偏食がひどく困っています😢)。

「オンライン式 鯨食セミナー」お届け予定のクジラ

鯨(本皮、ベーコン、赤肉)を冷凍便で郵送します。

「赤身250g×2(ナガスクジラ・ニタリクジラの2種),黒皮120g、ベーコン100g」×2をお送りします。

結構な量なので、少しずつチャレンジしてください。

解凍方法

↓真空パックなので、表面を流水で解凍してからスポッと取り出して、皮は冷凍から半解凍ぐらいで薄く切るのがおススメです。

↓赤身は、パックのままで冷蔵庫の中で新聞紙に包んでゆっくりと一日ぐらいかけて解凍するとドリップが出にくくなります。「何しろゆっくり解凍する」がポイントなので、氷水に付けながらという方法も「こちら」

が、解凍が面倒な場合は、ほぼ冷凍状態で切ってお皿の上で解凍しながら食べる!という手も(我が家では、この方法です)。半分だけスライスして残りはブロックのまま再冷凍できるのが便利です。

お刺し身の場合、ドリップが赤くて驚くかもしれないので黒っぽいお皿に並べるのをおすすめします。

↓ベーコンは約8枚入りで切ってあります。

一口で食べるには大きいので、食べやすく切ってからがおススメです。

食べ方オススメ

全て生食可能なので、一部は刺身で、加熱と両方味わってみてください。

皮は特に魚の油をぎっしりためこんでいるので、まっしろに脂がのったブリのような味が感じられると思います。

重力から解放された海の中で、海水で支えてもらえるクジラは、獣系と筋肉の付き方が違うのも特徴です。何しろ後ろ足が退化してほとんど無し!です。

レシピヒントは「こちら」から。

給食だと、皮はクジラ汁や炊き込みご飯、赤身は竜田揚げでしょうか。

黒皮は海で体を守っている部分でサメもかじりに来ます。

そのため丈夫で薄く切っても歯ごたえがあります。

このあたりを想像すると歯ごたえの理由も少しわかりそうです。

給食ではどうしてもアツアツでの提供が難しいので竜田揚げは硬くなりがちですが、薄く切ることで食べやすくなります。

色々チャレンジして、「こうしたら子供たちが食べやすそう!」等のヒントをアンケートで教えて頂ければ!

給食で提供する際の食育知識

「クジラの説明動画・ページ」を作成中です。

親子からの疑問点に答えながら実施した豊洲市場の「クジラ料理教室」での質問を中心に解説しています。

クジラのどこを食べているのかがイメージできれば、身近に感じられる事間違い無し!なハズです。

進め方

「こちら」のフォームに入力して応募

②事務局から確認メールを送ります(応募から1-2週間以内を予定)

③メールに返事してください(メールが届いているか確認)。

④11月後半ぐらいに事務局から当選者にメール。当選しなかった人にもメールします

⑤動画を見て、クジラを知ってから、冷凍便が届き次第料理で楽しむ(順次発送中です)

⑥食べた後にアンケートに回答「こちら」に作成します。

「美味しかった!またこんなプログラムがないかなぁ~」という自分だけで満足しないでくださいね。美味しく楽しかったら、その体験を給食現場にも落とし込んでいただきたい!

↓↓ここからは・・・鯨ファンになった皆さんに実施してもらいたい!という内容です。

⑦学校で給食メニューを検討、もしくはメニューに入れてもらうように働きかける

⑧給食時に児童に対してクジラ情報を伝える。

お願い

終了後のアンケートで、クジラの食育が、より簡単に実施できる案やレシピアイデアのアドバイスを頂ければと考えています。

実施する中で感じた事があればドシドシお寄せください。

例えば・・・「クジラヒゲが手元にあればもっと食育に取り入れられる。」

例えば・・・「一年に一度の給食週間だけでなく、夏休み前のメニューに取り入れれば、自由研究テーマのヒントになる?海の食育情報をまとめてほしい!」などなど、アイデアを頂ければ、次回は夏休み前に実施!等も検討できるかもしれません。

 

ご理解いただけた方から、申し込みフォームへどうぞ!

クジラの知識ページ

鯨新聞「こちら」

実物サイズ クジラのシッポ印刷データ「こちら」

教室にドーンと貼ってください!

教育用は印刷、拡大など自由!のクジラぬりえは「こちら」

 

クジラは美味しくないのでは??と考えている方へ

数十年前と比較して、マグロ等と同様に冷凍技術は進化して、生食で食べられるような、速やかに鮮度を守って冷凍する技術で生産されています。

例えば母船式捕鯨(船の上で解体!)の場合、捕って3-4時間で最初の冷凍は開始、その後数時間で生産終了という早業です。

また、調査捕鯨は、群れの年齢構成を把握するためにも、小さなクジラも獲る必要がありましたが、商業捕鯨が始まり、一年間で捕っていいクジラの数が決まっている事で大きなクジラを選びながら獲れるようになりました。個体によって差はありますが、美味しいクジラを選んで捕っているので、クジラ好きの水産関係者も、クジラってこんなに美味しいのか!と驚いたほどです。

そんな現代のクジラを今一度味わって、国産国消の世界も感じてみてください。

素朴な疑問に答えます!(動画で説明する以外の情報)

給食に出しやすくするために、クジラにゆかりのある日・記念日を知りたい!

9月4日は、9(く)と4(じ)らの日!

9の日はクジラの日!

年末の「すす払い」に油の膜でアツアツが保たれやすいクジラ汁!

ベーコンは、なぜあんなに赤い?

→ウネス部分の白だけよりは、紅白にした方がおめでたいので、色を付けています。

蒲鉾も同じですが、華やかでいいですよね。

たまに硬いクジラがあるのはどうして?

→厚みの他、筋肉のスジの部分に当たっている場合は硬く感じることもあります。

部位によっては尾の身のような霜降りで柔らかくて脂がのっている場所もあります。噛み切れなくてもしっかり噛んで旨味を楽しみ、ホドホドの柔らかさになったら飲み込めば栄養になります。

クジラと日本人の歴史的なつながりについて教えて!

→昔は寄りクジラと言って打ち上げられたクジラを貴重な食料として利用していた時代も。

季節や死んでからどれぐらいたっていたかにもよりますが、油部分などは腐らない?

とったクジラの「塚」を立てて感謝している跡もあります。

クジラはなぜあんなに大きくなった?

→ゾウと同じで、大きい事が武器となって身を守れます。

イカや魚などをパクっと食べるタイプのハクジラよりも、小さいけれど沢山いるオキアミや小魚などを海水ごと飲み込むタイプのヒゲクジラの方が大きくなります。

クジラは養殖できる?

→できません。大きいので養殖するスペース、与える餌の量が莫大となり採算が合いません。

海で大きくなったタイミングでご馳走様!と獲る方が現実的です。

クジラはどうやって捕るの?

網では捕まえられません。針でも捕まえられません。

そのため、肺呼吸で息をするために海面に出てきた時に、大砲で撃って捕まえます。

大きな地震が起きると、波打ち際に鯨が打ち上げられてしまうのは何故か

→気のせいです。地震との関連性は無いと考えられています。

参考までに世界ではマグニチュード6以上の地震が一年間で150回程度起きています。うち、日本近海ではそのうち2割弱です。いつ打ちあがっても、地震が起きていた!と言えそうな感じです。

クジラだから目立つだけで理由を付けようとしますが、自然の中では他の生き物も打ち上げられ、それが当たり前です「こちら」。心配しないでも大丈夫です。

震災後、放射線の危険から大きな魚(海のもの)や干ししいたけ、たけのこなど、Y市は基準献立から使用を控えるよう言われてきました。

→放射線含めて風評被害の一例です。これを市町村が伝えるのは良くないですね。

全く問題ないので安心して食べてください。「こちら」

学校給食に納品される鯨の種類は、その時々で変わりますか?(獲れる量や時期など)
種類による味や食感の違いも知りたいです。

→在庫量などによって鯨種は変わる場合があります。味や食感は厳密には違いますが、一番わかるお刺し身用とでなければ、よほどでないとわからない事も多いです。まずはニタリとナガスの赤身を食べ比べてみてください。

日常的に食べている人っているのでしょうか?

→クジラは馬の肉と同じ量しか生産されておらず、高級食材の部類です。

馬刺しやホンマグロを日常的に食べている人がいるか??という感じに近いかもしれません。

スーパーでの単価も和牛レベルの100g400円以上等が多く、部位によっては、さらに値段が高い部位もあります。

給食では業者価格で購入しやすいため、専門店で食べるよりもお手頃価格で利用しやすいです。

食べたことあるよ!という子どもたちが増えると嬉しいです。

国産の食材であれば昨今の値上げの要因でもある為替の影響は受けにくい特徴もあります。

« »

この記事をシェアする
タイトルとURLをコピー